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★★★★★★★★★★

駆け上がりデス。


今回はいまだ手元に残るも

使用頻度が激減したレンズの一つを

取り上げてみたいと思います。


EL-NIKKOR 80mm

このレンズは長きにわたり使用せず、

保管ケースの中でとどまっていたもの。





かつて、駆け上がりが中判カメラで

日々被写体を撮影したフィルム画像を

印画紙に焼き付けるため使用したレンズ。


で、その名は、

ニコン CP-2 EL-NIKKOR 80mm F5.6

【大まかなレンズのプロフィール】
● 焦点距離:言わずもがなの80mm
● 最大絞り値:f5.6
● 最小絞り値:f45
● 全長:34.5mm
● マウント:ライカL39ねじ式
● 構成レンズ:4軍6枚

ただ、このレンズ、10年ほど前から

全く出番がなく防湿庫にしまわれ、

ほぼ忘れ去られていたもの。


今回、断捨離の整理中に目に入れ、

「活用したい!」

と思い再復帰を思いついた次第。


で、ニコンとキヤノンのコラボ

・・となるのです。





ただ、本来は撮影用に供するものではなく

引き伸ばし器に用いる性格の強いもの。

(というか、引き伸ばし器に付けていました)


そのためかヘリコイド部がなく、それに応える

ヘリコイドアダプターが必要となります。


ですので

「ちょっと、面倒くさい」

と、も、思えてくるもの。


とはいえ、

面倒さがあるも、さすがNIKKORレンズ。

とても楽しく満足できる撮影時間と結果が

手に入ったりするのです。


加えて、最近はこうした古いものを活かせる

中華製のサポート道具が登場しており、

より一層好奇心を膨らませるところ。


ということで細かい話はさておき

「楽しむカメラ」の一環で、このレンズを主役に

撮影道具を駆け上がりバージョンで表し、

そのアト、この組み合わせでの作例を広げて

みましょう。

「駆け上がり」流の道具

ではEL-NIKKOR 80mm F5.6レンズを

活かすための「駆け上がり」流の道具を

小まとめします。

【「駆け上がり」流の道具】
● レンズ
● M42mmヘリコイドアダプター
● L39mm⇒M42mm変換リング
● 変換マウントアダプター
(M42mmからEFレンズ)
● カメラEOS5D MARKⅡ

はじめにレンズ、何度も名を挙げますが、

コチラ。

☆ ニコン CP-2 EL-NIKKOR 80mm F5.6









既にプロフィールというか

簡単な諸元は表現済みですので

この部分はすっ飛ばして、進めましょう。


また、コレはヘリコイド部がないので

単独では使用できないことを強調して

おきます。


そこで必要となるのが、コチラ。

☆ M42mmヘリコイドアダプター



※ NEWYI M42-M42 36-90


コレ、

中華製品、なかなか出来がいいと思いますよ。

アマゾンで求めたもの。


今回、手元に届いたヘリコイドアサプターは

アマゾンからの在庫発送と見られるもの。

そのためか、中華からの直発送もの以上に

しっかりしたものが到着した感じ。

(あくまでも「感じ」ですけど)


そして

中華の職人さんの腕前に感心するところ。


続いて、順番が逆になった感もありますが

このレンズは、このとおり

「マウント:ライカL39ねじ式」ですので


L39mmからM42mmへ

変換する必要があります。

そのため、用意したのがコレ。

☆ L39mm⇒M42mm変換リング






コレも中華製品。

駆け上がりが触って組み込んでみると

結構よくできていると思うもの。

侮れないよね。


ということで一番のポイントと思うところを

担ってもらっています。

(M42とL39の接合)


続いては

M42マウントからキヤノンEOSへ接合する

変換マウントアダプター。

☆ M42⇒EOSマウントアダプター



※ K&F CONCEPT マウントアダプター


コレに先ほどのヘリコイドアダプターを

ねじ込みます。

コレも中華製品、よくできています。

(少なくとも手元に届いたものは・・)


で、終いはカメラ。

☆ EOS5D MARKⅡと各部の配置









組付けるとこんな姿。





という流れで、

カメラと道具のあらましに触れたところで

このアトは作例をご覧になって

いただきましょう。

撮った画像

はじめにコレですね。

イチゴ








大きくできますよ。

ここまで大きくなると被写体の細部が拡大鏡で

確認するように映ってくるので何気に楽しく

なります。


次は、コレ

イチゴの花





何の変哲もない被写体です。

が、こちらが加わると、ちょっと面白く

見えてきます。








イチゴの受粉のために飛び交うハチです。

なお、これらの組み合わせでのピント合わせは
すべてマニュアルフォーカスとなります。
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ということで

とりとめもない話ではありましたが

今回はここまでとなります。


お付き合いいただきありがとうございました。

失礼します。

(令和6年1月16日)

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