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駆け上がりデス。
今回は長巻フィルムケースから
「ノベルティアイテムが出てきた!」
と題し話を進めてみます。
はじめにノベルティアイテムとは
別の呼び名ではノベルティグッズ
とも呼ばれています。
商品販促のため、商品の強調を行うため
メーカー会社が準備する非営利商品のこと。
かつて一度だけ、メーカー会社の方に
「オマケですよね」
と言ったら
「決して、オマケではない」
「会社の魂が入っている」
と細やかに説明を受けたことがあります。
ですから、会社のプライドを背負ったもの
と見なせそう。
(談笑の一コマ)

ノベルティアイテム
10年以上触れなかった長巻フィルムケースに
押し込まれた包み紙が出てきたのです。
「何だろう」
と包み紙を取り除くとフィルムを購入時に
ついてきた付録の登場。
いわゆるノベルティアイテム。
(以下はノベルティと呼びますね。)
何気にフィルムをまとめ買いした頃を
思い出します。
フィルムカメラがまだ元気があった、
売り場の大半を占めていた頃、
カメラショップでよく見かけたもの。

当時も今も、このノベルティたち
どんな時、どんな利用をすればよいのか
わかりません。
ですが、造りはよさげに目に入るので
それなりに大事に保管していたところ。
いささか、懐かしい気分に浸ります。
「なんとなく、もらっちゃった!」
というものですが
フィルムにはずいぶんとお世話になった!
そんな思いもよみがえります。
で、いくつかを取り上げ並べてみると
比較的きれいな姿で残っているものも
あります。
メーカー区分して挙げると、この二つ
フジフィルムとコダックフィルム。
フジとコダック
それではフジフィルムのノベルティから。
これはプロビアに付属していたもの。

同梱の説明書きに表れていました。
内側に鏡がついた紙ばさみです。
鏡は小さく、その用途は何でしょうね。
わかりません。
また、紙ばさみだけあって
挟み込む双方は磁石で閉じるように
なっています。
とにかく、実用性云々に触れられないというか、
駆け上がりが用途をわかっていなことが
よくわかります。
それにしてもPROVIA 100Fの文字が映えます。
これだけで興味を持つには十分でしょう。
中身のない話ついでに説明書きどおりに
紙ばさみ扱いで使ってみると
こんな感じになりました。
ちょうど長巻フィルムケースから
ウクライナのARAXカメラのカードも
出てきたので、それを挟んでみます。

でも、扱い云々はともかくも
会社名と商品名称が入っているだけで
「なんとなーく、いいじゃないの」
となりますからね。
「しっかりした商品に触れているんだよー」
と、何か得した感じ。
「これですかね、狙いは」
なんて違った形でうなづいたりして。
続いて、これも同じフジですが
ベルビアをいっぱい買ったらついてきたヨ。
そんな感じのもの。

キーホルダーですね。
ルーペ利用ができるもの。
これも箱の中に入ったままでした。
当時、開けて中を見たとは思いますが
「必要性を感じなかった」
たぶん。
とにかくも
「カチャカチャ」と手で触れて
ヒマな時間を過ごすにはよいでしょう。
三つ目はコダックです。
これはわかりやすくキーホルダーですね。

フィルムいっぱいの時代
今回、カメラ扱いに触れたわけでもなく
ただ、なんとなーく
「こういうものが出てきた」
という話ですが、眺めていると
頭に浮かぶものがあるので
それも言葉で並べてみます。
それは
「いつごろからあったんだろうか」
ということ。
時間をさかのぼると
おそらくは平成10年を挟む頃でしょうか。
1990年 – 2000年代ですね。
35mm判のフィルム5本組、6本組が
世に登場し始めた時からかも。
とにかく、ショップに行くと、
各社のフィルムが棚にぎっしりと
詰まっていた頃です。
大概、複数のセット販売の主力フィルムは
目を引くためでしょう。
『ノベルティアイテム』を付けることが
多かったと思います。
もちろん、ないものもありました。
比較的廉価なトレビには付いてなかった。
との記憶がありますね。
思わずトレビの名を出しましたけど
今、このフィルムはありません。
求めやすかった価格だったのに、ね。
残念!
時の流れを感じます。
ということで
今回はここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
(令和4年1月7日)

