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【修正】2017.5.22 & 9.19
2018.4.2
文章、用語の修正をしました。
【再編集】2017.9.19
再編集項目を加えました。

今回はペースメーカースピードグラフィック

(スピグラ)を取り上げてみます。


これも短期間でありながらも

よく使ったカメラ、思い入れがあるもの

そのため、いつかはここでも登場させたい!

取り上げたい!と考えていたので


今回

「このカメラの話にようやく触れられるんだ」

と妙に感慨に浸ったりもしています。


では、はじめてみます。


スピードグラフィック シノゴ

目 次
1 スピードグラフィックは4X5(シノゴ)判
2 最初は2台やってきた
3 4X5判のほかにもいろいろ
4 ペースメーカーグラフィックの種類
5 スピードグラフィックの扱いはじめ
6 『ピント合わせ』からレンズ
7 実際に撮影したら、こうなった!

スピードグラフィックは4X5(シノゴ)判

はじめにスピードグラフィックは

ペースメーカーグラフィックカメラの一つ

4X5(シノゴ)判のカメラ。

「4X5(シノゴ)判のカメラ」の表現・・厳密には必ずしもそうとは言えませんが、ここでは大きく捉えるならば、ということで括っておきます。

また

現在手元にあるのは、その一括りの中のこれ

画像のカメラ、木製フレームのもの。


スピードグラフィック シノゴ


そして

これがどうして手元にあるか

どうでもよいような設問ですが

話を膨らますためにも

ひとくさりお話させていただくと


かなり以前になりますが

eBayを通じて米国から取り寄せたもの。


15年ほど前になります。


当時は意味もなく大きいフィルムに憧れる!

そんな方向性を持った好奇心があったことから

つい目が向かってしまったわけ


単純に、とにかく大きく撮りたい!

それだけのこと、ですけどね。


とにかく、想いが強かった!

大きく撮りたいという病にかかるほど。

触りたかったということ。


とはいえ

ほかのカメラも併用していたので

それらも合わせて使っていた状態を思い起こすと

カメラ道楽に明け暮れた日々であった

そんな気もします。

当時は。


と、とりとめもなく話を進めましたが

基本、のめり込まないと気が済まないわけで

そのころ、マイブーム時代を表す

象徴的なカメラの一つなのです。

最初は2台やってきた

続いて

このカメラ、スピードグラフィックは


メモから、2台、順次手元へ到着!


まず

一つ目はかなり使い込まれていたためか

とてもボロさが際立っていました。


あまりにもひどいものであったためか

少々「古くてもいいや」と

寛容に触って楽しもうとの思いがぶっ飛び・・


「こんなんで大丈夫かい?」

との気持ちになり興味を失いかけた次第。


それであらためて別のセラー(Seller)から

求めると、それはまずまずのアタリ

そこで興味・関心のブースターが再び点火

ガチャガチャと撮影の準備へ


セラーの扱いがよかったのか

保存状態がよかったのか

とにかく、使用することになります。


ただ

そんな紆余曲折を経ながらゲットした

このカメラ、使用した期間はともに

正味3年ほど。


飽きっぽかったのか、どうなのか

結局、それほど長くそばに置くことはなかった

カメラでもあるのです。


おそらく

デジカメがソコソコの大伸ばしに対応し

加えて、撮影から結果までの時間が短いこと。


こうしたことが背景にあったのでしょう。


そのため、程度の悪い方は

しばらくアト、お役御免の引導を渡します。


壊れた箇所の修繕、再生の話を受けるところも

なかったので、やむなくポイへ。


基本、木製ですからね。

ちょっと野外で荒く使うとダメになるのです。


スピードグラフィック シノゴ

4X5判のほかにもいろいろ

ところで、冒頭で触れましたが

このタイプのカメラは4X5(シノゴ)判が

代表格。


ですが

そのほかにも今では死語に近いでしょうけど

2X3判、3X4判もあるのです。


僕は残念ながら

そちらに縁を持つことがなかったので

言葉として承知しても、詳細はわからないので

ここでは触れることはできません。


が、承知していたら

カメラの見方に幅が広がったことでしょう。


ホント、今思うと残念です。

ペースメーカーグラフィック

それでは

いささか順番が逆になりましたが

ここまで話を進めてきたスピードグラフィックは

ペースメーカーグラフィック

と呼ばれるカメラの一つなのです。


そして

ペースメーカーグラフィックカメラと言えば

基本、スピードグラフィックを含んで

大きく三種類に分かれることになります。

〇 スピードグラフィック

〇 クラウングラフィック

〇 センチュリーグラフィック


ただ

生産量を考慮すれば

目に触れる機会はスピードグラフィックが

多いと思われます。

スピードグラフィックの扱いはじめ

では

スピードグラフィックの操作・使用に関して

触れてみます。


まず

基本、このカメラはレンズにシャッターが

組み込まれたものを使用し撮影を使います。


ところが

フォーカルプレーンシャッターも

付属しているのです。


そのためか

本体カメラ部分はかなり余裕のある設計が

されていると見てよいでしょう。


ただ

このカメラ、僕が手に持った15年ほど前では

消費期限が切れていたのか

残念なことに

カメラ自体が年を取りすぎていた感じでした。


何が不具合かと言えば

フォーカルプレーンシャッターが

完全に動作不良だったのです。


結果、カメラ本体は単純に暗箱として

使っています。


スピードグラフィック シノゴ


スピードグラフィック シノゴ


続いて

スピードグラフィック(後期型)についても

話を持ってみましょう。


こちらも基本、4X5(シノゴ)判

フィルムはシート状態のもの。

今は目に入れることはほとんどない!

と思われますが

シートフィルムホルダーに収納します。


スピードグラフィック シノゴ

このアト、用語を正確に表したマニュアルが手元にありませんので、意味が通じる程度に、こちらで簡単に造語したりして話を続けます。

次に

この部分での装填要領はこのとおり。

シートフィルムホルダーをヨコから

差し入れて完了です。


スピードグラフィック シノゴ


装填したらこんな感じになります。


スピードグラフィック シノゴ


続いて(思い浮かぶものは)こちら

『カラート』と呼ばれるレンジファインダーが

付属しています。


おそらく、思うにですね。

このカメラが誕生した当時は

手持ち撮影が主な用途だったのでしょう。


そのため、こうした付属品が付いている

と思われます。


とはいえ

プレスカメラとして作られたわけですから

当然でしょうけど。


もし

カメラ自体が新品同様であれば

機能に問題なく大判で手持ち撮影が可能な

とてもありがたく楽しいカメラとして

目に飛び込んだかもしれません。


が、今は思うのみ・・です。


また

この製品のずいぶんアトの生産品では

フレームが金属仕上げになっているものも

あります。


余談ながら、これを実物で確認したい場合

古いカメラ屋さんに行けば

大概見つけることができます。


ほかに

古い過去の映画(1960年代)を見れば

「ああ、これか」

と、うなづくと思いますよ。


たとえば

『黄金の7人』のレインボー作戦

女優のロッサナ・ポデスタさんが

扱っていました。


古い映画ですけど

映画音楽は今でも流されていますから

「ああ、あれか」と思われるでしょう。


その当時、報道カメラの一つとして

使われたものが女優さんとともに登場します。

『ピント合わせ』からレンズ

それでは、話を戻します。

『カラート』の使用感ですが

基本、これはあてにならなかった!

・・ですね。


構図の考慮

だいたいどの範囲が収まるか、どうかを

判断するぐらいものでしょう。


個人的には重宝なものには見えず!

という程度のもの。


むしろ

後部のすりガラス越しにピントを合わせた方が

確実でしょう。

使えます。


次にレンズはこちらを使用しました。

〇 グラフレックス オプター135mm F4.7


ただし

通常の生産品の場合

標準装着レンズはこちらが付いていた

と聞きます。


それがこれですね。

〇 コダック エクター127mm


ですが

手元にきたスピードグラフィックには

オプターが付属。


おそらく

前のオーナー(セラー?)の好みだったのかも

しれません。

ココは単純に想像です。


スピードグラフィック シノゴ


さらにレンズについて触れると

その後、いくつかレンズを揃えてみましたが


たとえば

アンギュロン90mm、フジノン210mmなどを求め

使用してみましたが


僕の用途には合わず

今に至るとこれ一本で十分です。

グラフレックス オプター135mm F4.7


結局

回り道をして本来の付属レンズに落ち着いた!

というわけです。


スピードグラフィック シノゴ


こちらはコダックのレンズ

〇 アナスティグマット 170mm F6.3

eBayで勢いで手に入れ、たまに使用した程度。

実際に撮影したら、こうなった!

ここでは撮影に用いたら

「どうだったか」

で話を進めてみます。


まず、三脚に据えます。

機動性を考慮した生産時の思想とは

かけ離れた使い方ですが

今はこれが一番手堅い方法と思っています。


基本、後ろのくもりガラスを見ながら

レンズを操作しピントを合わせるのです。


スピードグラフィック シノゴ


これで、大概の撮影はOKでしょう。


とはいえ、難点もあります。

くもりガラスに光が当たると

ピントが合わせにくくなります。


つまり、見えにくいのです。


そのため、よくある獅子舞スタイルに変身!

黒い布をレンズにかけないように

気を配りながら、自身の頭までかぶって

操作することになります。


お獅子になりましょう。(笑)


余談ながら

この時、いささか古典的な撮影の世界に浸る

気分かと。


以下は、その時に撮った作例です。


スピードグラフィック シノゴ

1月、富士山、精進湖近く。


スピードグラフィック シノゴ

1月、月島、アオリを試してみました。


スピードグラフィック シノゴ

1月、月島から隅田川を歩いてみました。

これもアオリの効果アリ。


ともあれ

作画の出来はともかく

1950年代のカメラも使い方次第で

まだまだ十分撮影ができる!

と言えるのではないでしょうか。


ということで

今回はここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

では

失礼します。

(平成28年10月8日)

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再編集 カメラのボックス開閉

このページはスピードグラフィックに

触れて起こしています。


すでに

僕が承知の範囲で話を進めたものですが

実は一番大事なことと言いましょうか。


最初にぶつかる壁に触れていません。


と言っても

それほど難しく考えることではありません。

注意深さがあれば、きちんと対応できること。


でも、力に任せてはいけません。

壊しますので、ご用心!

これだけ承知していただいて、次へ


何かといえば

カメラのボックス開閉をどのように行うのか?

ということ。


スピードグラフィック シノゴ


基本、手元に来たカメラの姿はボックスとして

収納の状態で目に入るでしょう。

そのため初動は箱を開けること。


ところが

僕は開け方がわからず、試行錯誤状態へ

開けるだけで半日かかりました。


とても簡単なことですが

気が付かないと、ダメなんです。


で、どうするかと言えば

僕が手元に置いたタイプは横面の上部に

ちょっとだけ膨らんだ部分があるのです。

そこを押し込めば、パカッと前扉が「開」


スピードグラフィック シノゴ


これで、メデタシ、メデタシ、一歩前進

となるのです。

恥ずかしながら、初めて扱った際

前扉が開いた時は嬉しかった!


しばらく、開けたり閉めたりしていました。


ということで

僕と同じチャレンジ精神旺盛な・・

ご覧の方のお役に立てれば幸いです。


今回はここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

では

失礼します。

(平成29年9月19日)