【修正】2018.4.7
文章と用語を修正しました。

東ドイツレンズ

M42マウント

今回はこちらを取り上げてみます。

PENTACON auto 2.8/135

35mm判のプラクチカ(ペンタックス)

マウントレンズです。


PENTACON 135


・・が、マウントはこちらの名称の方が

わかりやすいかもしれません。


M42スクリューマウント

と言った方が・・ですね。


PENTACON 135


続けます。

レンズは最初、メイヤーオプテックで作られ

のちに、PENTACONの商標へ移り変わります。


経緯の細かい点はわかりませんが

大きくは人民公社の中で採算性を上げるために

生産が進んだ、紆余曲折のあるレンズ!


それだけは言ってもよいかと思います。


PENTACON 135


そして

由来と名称はともかくも、実用面で

このレンズは結構、扱いやすいのです。

(僕が思うところですけどね。)


PENTACON 135


続いて

レンズスペックにかかわる数値を挙げてみます。

根拠資料を合わせて、提示できないので

目安としてご覧くださいね。


とはいえ

ほとんどは目視でわかりますし

基本、大丈夫でしょう。


ただし、重さのみ、古いメモから引いています。

この部分は「およそ」です。

 最短撮影距離  170cm
 重量  約470g
 フィルター径  55mm
 絞り値  f2.8 – f22
 レンズ構成  4群5枚
 絞りばね  6枚
 フード  組み込み式

過去の雑談話を少々ご披露しますと


このレンズ・・

今も頭に残る、覚えているところでは

富士山周辺の撮影に関心が深かったころ

持ち歩いていました。


このレンズ、偶然、僕が持つ玉がそうなのか

すべてに言えるか、その点わかりませんが

寒いところでも、トラブルがないのです。


絶対とは言えませんが

僕が使った当時は問題なしでした。


どうして、こんな書き出しからはじめるのか

というと

だいたい、寒い時期、厳冬期に持ち出すと


国産はともかく

こういう東欧製の古いレンズは

絞りばねの動きが鈍くなることが多いのです。


ですから、結構意識してしまう

ということなんですね。


実行動としてはタオルを巻いたりとか

カイロを用意するとか、だけですけど。


ところが、このレンズは不思議と

そうした心配はなかった!


絞りばねが6枚と少ないので

動作不良へつながることが少なかった!

ということかもしれません。


PENTACON 135


また

外装品に触れるとフードというかサンシェードも

組み込みでついています。


PENTACON 135


PENTACON 135


動き回る際にはとても便利です。


ですが

多用すると経年劣化が進み、壊れやすい!

そういう面もあります。


とはいえ、古いもの。

ある程度は寛容に構える!

それは必要であり

仕方がないことと思うべきでしょう。

(僕の経験から)


それに丁寧に扱えば長持ちします。


あと、これも大事ですね。

被写界深度目盛りがシッカリ表示されています。

基本的に古いレンズは大概そうなんですけど

これもとても便利です。


PENTACON 135


とにかく、いい奴です。

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デジタルで扱うとこんな感じ。

撮れますよ。


PENTACON 135


撮ったサンプルを一つ並べます。


PENTACON 135


今回はここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。


また、寄ってください。

失礼します。

(平成29年11月18日)