スポンサードリンク


にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村
【修正】
2017.5.28&10.2 2018.3.1
用語、文章を修正しました。
【整理】
2018.5.4
文章の配置を整理しました。

今回はペンタックス67のレンズのうち

焦点距離165mmを取りあげ、話をしたい

と思います。


ペンタックス67 165mm

目 次
1 165mmレンズ導入
2 前身は150mm f/2.8か
3 LS付
4 165mm仕様・スペックほか
5 165mm F2.8 使用感
 

165mmレンズ導入

はじめに、今、手元にあるのはこちら。

SMC PENTAX67 165mm F2.8

(1989年ごろ登場)


今は「後期バージョン」との表現しか

残念なことに思いつきませんが

とにかく、比較的新しい部類に入るものです。


そして

ちょっとこのレンズ、ややこしい?

要は、過去歴がよくわからないのです。


そのため、今回は師匠のもとへお邪魔し

教示を受けに行ってきた次第。


では、頂戴したアドバイスをもとに

話の風呂敷を広げてみましょう。


はじめに、ページ全体を通じ

数値は参考・目安として見ていただければ

と思います。

が、チェックはしていますのでご心配なく。


(当時の製造元のマニュアル本がないので

腰が引けた表現になっています。)


また

冒頭「後期バージョン」との表現を用いたので

「ん?」となった方もいるかもしれませんが

前期生産品の名称もここに挙げておきます。

SMC Pentax 6X7 165mm F2.8


アトで、細かいことにも触れますが

前期、後期で名称は違います。


ただし、中身に大きな差異はなく

フィルター径も同じ、67mm

重さも同じ、835g


そのため、カメラ本体と合わせると

2000gを超えることになるのです。


違うところと言えば、外観が少々。


ペンタックス67 165mm

前身は150mm f/2.8か

ところで

165mmを前期・後期と便宜上、分けましたが


カメラ仲間の大先輩に物知り博士がいまして

「さらに、その前身と呼ぶべきものがある」

とのアドバイスを頂戴します。


それがこちら。

S-M-C タクマー 6X7 150mm f/2.8

スーパータクマー6×7 150mm f/2.8

150mmの焦点距離レンズ。


この150mmが165mmで置き換えられるのは

ユーザーの要望か、技術的向上によるのか

あるいは、それら両方なのか、どうか

その点はわかりませんが


いずれにしても、165mmが登場したアト

150mmの新たなタイプの生産はないので

165mmが150mmを引き継いだ

と見てよいのでしょう。

LS付き

ほかに

165mmの焦点距離レンズが生まれる前に

『LS』 と呼ばれるシャッター付きレンズが

作られています。


これはハッセルブラッドを思い浮かべ

比較するとイメージしやすいかもしれません。

(この部分、受け売りの話、参考程度)


基本、多重露光撮影、長時間撮影を

意識したものと思われます。

ストロボフラッシュ使用も・・ですね。

(高速シャッター)


とにかくも、現行最新の165mmに至るまで

様々な改善、試みを行った

紆余曲折の時間を持つようです。

165mm仕様・スペックほか

そこで、今まで話に上げてきた

165mmの焦点距離レンズを並べると

このように四種類を数えることになります。


1

S-M-Cタクマー6×7 165mm F2.8


2

SMCペンタックス67 165mm F2.8


3

S-M-Cタクマー6×7 LS 165mm F4


4

SMCペンタックス67 LS 165mm F4


続いて

仕様、スペック的なものを見るとこのとおり。


レンズ構成

 1 2  5群6枚
 3 4  4群5枚



35mm換算焦点距離

 1 2 3 4  85mm



フィルター径

 1 2  67mm
 3 4  77mm



最小絞り値

 1 2  f22
 3 4  f32



最大絞り値

 1 2  f2.8
 3 4  f4



最短撮影距離

 1 2 3 4  160cm



重量

 1 2  835g
 3 4  780g



こうして数値、特徴を並べて見ると

「1」と「2」、「3」と「4」

相互の基本スペックでの変化はなく

「3」と「4」は『LS』
(LSはレンズシャッターの意味)

また、「1」と「2」のグループと

『LS』 の「3」と「4」を比較すると

『F』値の違いが際立ちます。


何を察するかと言えば

開放値と最大絞り値の大きさから


『LS』の「3」と「4」は多重露光などの撮影

三脚据え付けを意識し

制振動でしっかり映し込みたいとの考えで

誕生したのではないかと・・。

ココ断定できません。所有したことがないので。ただ、カメラ本体にシャッター機構がある場合、振動が激しいことは想像に難くなく、それを考慮したと見なしてもよいでしょう。

加えて

『LS』の「3」と「4」の方が

「1」と「2」より早く世に出ていたことから


登場した当時、ユーザー要望もあって

かなり意識していたと察するのです。

このあたり、師匠もカメラ仲間も詳しくないので、推測です。

とにかく、基本、カメラ本体のシャッターが

大きなフォーカルプレーンであるため

大きな音とともに発生する衝撃の回避策に

腐心していた!

これが背景にあるのでしょう。


1960年-70年代前半時に誕生したカメラ

特に、中判カメラは・・です。


ミラーアップ機構がなければ

低速シャッターでの不安は当然あったかと。

ブレる可能性が高いのですから


そのため、初期タイプのPENTAX67カメラ

(ミラーアップ機構なし)

これの生産に合わせた感じで

『LS』が誕生したように思うのです。


しかし

ちょっと生意気に話を続ければ

これだけの型(タイプ)の開発が進む!

ということは


『165mm』の用途の幅が広く、需要があった!

と言えるのでしょう。


このあたりに関して師匠に尋ねると

「どうかな?」

と言っていましたけど

否定もなかったので「それもアリ!」と

僕は密かに思う次第。


ほかに

仕様・スペック内容で目立つ点を探すと

意外と『LS』の方が軽いのです。


その分「1」と「2」は

ガラスがいっぱい詰まっている!


「3」と「4」はシャッター重量もあるので

「1」と「2」のガラスが占める部分は

「より多し!」と見てもよいでしょう。


要は光学系が充実していると思うのです。


ただ、こうした点で

使い甲斐のあるレンズですが

長時間の振り回しは厳しいかもしれません。

とにかく、重い!

・・のです。

スポンサードリンク


165mm F2.8 使用感

次は使用感に触れてみます。

これは極めて個人感の強い話ですが


はじめに挙げる言葉はこちら

「人物撮影には『適』でしょう」

と思っています。


ペンタックス67 165mm


特に女性を撮るには適かもしれません。

35mm判換算では83mmぐらいになりますが

それの中望遠85mmのレンズが該当する

と思います。


ですが

先ほども触れたとおり重いのです!


そのため基本は三脚使用を意識することを

お勧めしたいですね。

特に人物撮影は、その方がいいですよ。

(撮り直しができないでしょう。普通)


でも

手持ちがダメというわけではありません。


僕は人物以外で、時間のない時の風景とか

街撮り時は手で持って、ササッと!

でした。


ペンタックス67 165mm


これは横浜みなとみらい(↑)

プロビア400Xで撮ったもの。


重いので

ブレ防止にシャッター速度を稼いだつもりですが

ピントが甘くなったかもしれません。


ペンタックス67 165mm


これもプロビア400X(↑)


ペンタックス67 165mm


こっちは完全に撮り鉄、カメラ小僧化へ。(↑)

吉祥寺あたりで撮りました。

プロビア400X


ペンタックス67 165mm


大宮で途中下車時、プロビア400X(↑)


こんな感じで遊べるのです。

とにかく、重い分、充実感は味わえます。

よいレンズです。

PENTAX67・・いわゆるバケペン! 見た目・重さともデカイがアイレベルファインダーの人気のあった中判カメラ!



PENTAX(ペンタックス)67に初期の55mm広角レンズで遊ぶ! 渋谷の街を白黒で・・



PENTAX(ペンタックス)67に最終版のSMC 45mm F4広角レンズで遊ぶ! 東京駅の早朝を散策する!



白黒中判カメラ6X7で遊ぶ・・「ペンタックス67」片手の都心散歩!




今回はここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

では

失礼します。

(平成28年12月27日「平成25年頃」)