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駆け上がりでございます。
平成29年 2017.12.7
平成30年 2018.6.12
用語と文章を修正
令和7年 2025.12.17
不明な文言を修正
今回は駆け上がりの承知する範疇ですが
色温度で話を持ちたいと思います。
と言っても、フィルムをよく使った頃、
カメラ仲間の先輩たちから耳に入れたもの。
また、デジカメはAWBを持っており、
カメラで適正に露出、ホワイトバランスが
扱われるしくみを持っています。
色温度
はじめに、たとえです。
鮮やかに見えた紅葉とかを撮影した場合。
あとでフィルム(特にポジ)を見た時
「思った色が出なかった」
という想い、経験を持たれた方が
少なくないのではないでしょうか。
駆け上がりも恥ずかしながら、
ホント、数多くあります。
そこで、
「これは何、なぜか」
と考えると、こういうことか、と。
撮影者の目で捉えた色とフィルムで映った
像の色合いに違いを感じたこと。
その際、色温度が関係したのではないか!
という点。
ちなみに色温度で一般的に伝わるものは
こうしたところ。
光を発するもとが持つ性質を表すもの
しかし、これではアバウトですよね。
もう少し言葉を増やすというか、
用語『光源』を加えて表すと、
『光源』の特性表示
(自ら表示しつつ)これでは、さらに
「ウーン?」
そこで、もう少し噛み砕いてみると
こんなところでしょうか。
光のもと(光源)が発し持つ
光の色を定量的に計数化したもの
※ 定量的に計数化:数値化
ここまで言葉を増やしてくると
僭越ながらわかりやすくなると思いますが
いかがでしょう。
ケルビンは?
ケルビン(K)、色温度の単位です。
そこで各環境下の数値を取り上げてみます。
| お昼の太陽光 | 5,500-6,000K |
|---|---|
| 日の出、夕焼け | 2,000-3,000K |
| 青い光(白い?) | 7,000Kを超える |
※ K : ケルビン
色温度は日中(お昼の晴天時の太陽)の光を
基準にすると
色温度が低い光源は赤っぽさが漂う!
色温度が高い光源は青っぽさが漂う!
このような性質、性格を持つのです。
ココは大事でしょう。
話を戻して
(最初の項の冒頭に)話を戻して、
たとえば、ほんのり赤い色とか、ピンク色を
増したい場合は
「どうするか?」
この問いに答える形で進めますね。
それは
「撮影する時間を変えたら、どう」
ということ。
光源の色温度の下がる(低い)時間帯を選び
撮影の機会を持てばよいのです。
頭に浮かぶは朝方か、夕方。
アトは行動を起こして、同じ被写体に
自然光をぶつければ OK !
そこで、夕方、夕焼け時に試してみます。
実際、肉眼で夕日が当たると
被写体に色味の増すことがわかります。

ピンク色の梅の花です。
この時点で夕日は当たっていません。(↑)

ピンク色の梅の花です。
夕焼け、夕日の光が注がれます。(↑)
冒頭でも触れましたが、
今回はフィルムカメラで
デーライトフィルムを使う場合を
想定して、言葉を起こしています。
このあとの話でデジカメを用いたので
「アレ」と思われるかもしれませんが
太陽光モードとしています。
また、赤系の色を増したいとの考えで、
デーライトフィルムに赤かぶりを生じさせる
流れを意図的に作っています。
多くの場合、赤味の強い光を避けるために
(ノーマル状態を求めるために)、
青系のフィルターを使うでしょう。
※ (色温度変換のフィルター)
カメラはLUMIX DMC-LX100(デジカメ)
シャッター速度は1/2000
絞りはf2.0です。
後方の枝がうるさいのでぼかします。
また、この場合はデジカメですが
AWBではなく太陽光モードで迫ります。

本来はデーライト(リバーサル)フィルムで
撮影したスライドをスキャンするなどして
表すべきでしょうが今回のデジカメには
太陽光モードがありましたので、
代わりとしています。
多少色かぶりに違いはあるかと思います。
ところで、女性も夕日の光を利用して
斜光で攻めれば、ホッペが赤く!
なりますヨ。
でも、ほどほどに。
赤さだけ強調すると嫌われますから、ね。
アト、目に光を上手に入れると
いい感じに収まると思います。
駆け上がりの過去の経験では、
デーライト(リバーサル)フィルム、
撮影、現像したものをライトボックスで
色温度を意識して見ると、
「光画だよね」
なんて生意気にも思ったことがります。
そのほか、色温度と関係するものとして
頭に浮かぶは『光の三原色』ですね。
そして、これも意識すればするほど、
フィルターが好きになります。(笑)
※ デーライト(リバーサル)フィルム
今回はここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
(平成29年3月4日)






