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駆け上がりでございます。
平成29年 2017.8.23
平成30年 2018.3.20 & 12.19
文章、用語を修正しました。
【追記】
平成30年 2018.3.20 & 12.19
回想のカメラ
今回はマミヤRZ67を取り上げます。
カメラの印象
マミヤRZ67、20年ぐらい前、
とても人気のあったカメラですね。
これは駆け上がりの記憶なので
絶対とは言い切れませんが、それでも
持ちたい人は少なくなかったカメラ
と思いますヨ。
同時にウンチク、語りの機会を多く持つ
カメラの一つでしょう。
※ 平成15年1月
たとえば、これを語る先輩もいました。
そのためか、駆け上がりは触発されて
新宿、中野と中古カメラ店を回ることに
なるのです。
マミヤRZ67を見つけた!
『見つけた!』ゲット時の思いです。
※ 平成15年1月
はじめは素朴に新品がよいと思い
『RZ67 pro II』の購入を考えていたのです。
でも、当時も手が届き難い価格です。
そのため「試しだから」と自らに言い聞かせ
さらにカメラ師匠のアドバイスも受け
中古のマミヤRZ67からスタート。

でも、中古ながら、
このマミヤRZ67を手に取ってみても
元来、作りはよいのでしょう。
好感度大、すぐお気に入りとなります。
動きは良好。
外観も悪くありません。
とはいえ、ここに至るまで
『RB67』に目を奪われる!
そんなことも少々ありました。
でも、ですね。
『RB67』と『RZ67』の相互の融通性を
考えると、逡巡とまどいつつも、
結局、『RZ67』へ向かうのです。
マミヤRZ67はどう!
まず、レンズを取り上げます。
※ 平成15年1月
「素直にこれはよかった!」
と思えるものを挙げると、まずコレでしょう。
焦点距離110mmの標準レンズ
F値:2.8
このクラスでは明るいですよね。
当時(20年ぐらい前ですね。)
セコールレンズは青みが強調される
と語る人(カメラ仲間の先輩方)が多く
「撮影は云々しかじかなんだヨー」的な
そんなウンチク話に付き合わされた覚えも
あるところ。
ともあれ、個人的にはこの青さが
気に入っているのです。
ホント、よきレンズ。
そこでカメラ本体に話を戻します。
難点と言えるかどうか、
この点は人それぞれとは思いますけど
標準『110mm』レンズは軽いのですが
カメラ本体である『RZ67』が重いのです。
というわけで、このカメラでの手持ち撮影は
駆け上がりには難アリでした。
それは「しようがないかな」と捉え
『RZ67』を持ち出すときは
基本、三脚使用で遊ぶことにします。
と、いささか水をさす表現を持つも
駆け上がりの思いが高じただけですから。
基本的に『RZ67』はよいカメラ。
特にこの点は際立ちます。
レンズ繰り出し機構のおかげで
グッと迫れます。
また、レボルビング機構の採用。
これも便利なのです。

もっともカメラ本体を三脚に据え付けると
大きさと重さから、他のカメラとの違いを
持つことに気が付きます。
それがコチラ。
カメラ本体位置を軽易に縦横へ動かすことは
できないのです。
この操作は物理的に無理ですね。
で、レボルビング機構が光ります。
さらに『RZ67』で構図を考える際
スクリーン面積が広い点(6X7判)
被写体をファインダー越しに見つつ
じっくり構図を考えることができます。
35mm判とは異なる充実感がありますヨね。
さらに少し注釈を加えますと
そもそも『RZ67』は先に登場した
機械式カメラ『RB67』の基本部分を
踏襲した電子式後継機とのこと。
しかし、残念ですが、相互の融通性
特に、レンズの互換性を持っていません。
少々、細かく触れれば
「使用できるものもある」
と言った程度のかかわりしかないのです。
これを初めて知った時は意外でした。
その時、そのためか
「『RZ67』レンズしかダメか」
「『RB67』レンズは使用できないのか」
となり
「求める対象として、誤ったか」
と思ったこともあります。
● フィルムホルダーの互換性がありません。
(レンズマウントは機械的な部分での互換性を持ちます。ですが『RZ67』レンズを用いた『RB67』の使用は適わなかった!と思います。)
● 『RB67』レンズを『RZ67』で使用する際、通常の無限遠位置より『7mm繰り出す』必要があるのです。そうしないと無限遠を得ることはできません。
ともあれ
『RZ67』と『RB67』はまったく別のカメラ
と見た方がよいのでしょう。
というのが駆け上がりの最終的な判断。
とはいえ、
『RB67』のアセット使用を横に置いても
『RZ67』は重宝な動きを持つもの。
と思うのです。
今回はここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
失礼します。
(平成28年4月7日)
人気のあったカメラの証明?
後日談です。
※ 平成16年1月
この『RZ67』はのちに友人の要望を受けて
『マミヤ330C』と交換することとなり、
手元から去っていきました。
結構、粘られました。
やっぱ、人気があるようです。
そして
『マミヤ330C』も希少性からか
カメラ好きには人気があるもの。
このアト、アレコレと試します。
でも、今思うと、惜しいことをしたかも。(笑)
(平成28年4月7日)
カメラはウンチク話者を増やす!
『RZ67』の回想話です。
この内容は「どうでもよい」と言えば、
そのとおりかもしれません。
といった程度のもの。
でも、お付き合いいただけると、嬉しいです。
(過去に遡ります。)
『RZ67』は当時のカメラ屋さんに行くと
『ペンタックス67』などの中判カメラ
とともに玉座に収まっていました。
フィルムカメラ全盛のころは
もてはやされた対象というわけです。
そして、当時、二眼レフとの比較で
駆け上がりのカメラ仲間の中では
こんな話題が持たれていました。
それは
「『RZ67』は二眼レフではない」
「が、しかし」
「二眼レフに似た感じの印象を持つカメラだ」
というもの。
どうやらウエストレベルファインダー状態を
指してのことのようです。
要は三脚に載せたら、
カメラ本体の位置変えができない点を
刺しているのです。
まあ、こんな感じで、
カメラはウンチク話者を増やす!
と何気に思うのですヨ。
今回はここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
失礼します。
(平成29年8月23日)

