2017.9.13
2018.3.12&7.28
文章と用語を修正しました。
【再編集】2017.9.13
再編集項目を加えました。
チノン(CHINON)
135mm
今回は古いレンズ、国産です。
ちょっと、ガサゴソやっていると出てきました。
ということで、こちらに関して
少々、お話してみたいと思います。
1 チノン(CHINON)のレンズ
2 チノン135mm F2.8 multicoated
チノン(CHINON)のレンズ
チノン(CHINON)は、いささか過去に遡りますが
長野県の茅野市にあった会社ですね。
今はコダックの関連会社に吸収されたとあって
その姿はありません。
でも、チノンの製品は信頼も厚く
OEM 生産するなど、技術に対する評価は
高かったのです。
この部分は、物知りのように語っていますが
僕より、かなり年上のカメラ仲間の師匠
そして、先輩の受け売りになります。
また、製品レンズに関して
今でも探している人がいると聞きます。
ところで、カメラ本体は経年劣化が激しく
手元に残っていませんが
レンズは扱いがよかったせいか、今に至り
手元に数本健在です。
(それが、今日、見つけたものなんです。)
保管はよかったのでしょう。
ただ、使用の覚えがないので
コレクター感覚で集め、眺めていました。
チノン135mm F2.8 multicoated
チノン135mm F2.8 multicoated
焦点距離は『135mm』。
このレンズ、ジーッと見ていると・・ですよ。
チョイと思い立ち、フィルムを詰めて
散歩撮影には手ごろなレンズかと
重すぎることもなく、大きすぎることもない
・・ですからね。
せっかくの機会ですから
これから使うレンズの選択肢に入れてみます。
さておき、レンズそのものに関しては
スペック、仕様的にわからない部分もありますが
かつてのメモを見て
師匠に尋ねてみるとこんな感じ。
一応、目安と断りつつ表してみます。
最短撮影距離 | 150cm |
---|---|
フィルター径 | 55mm |
絞り値 | 2.8-22 |
絞りバネ | 6枚 |
マウント | M42 |
そこで、カメラ仲間の物知り博士に尋ねると
チノンはかつて富岡光学と少なからず
かかわりがあったと言われます。
ですので
富岡光学の影響を受けているのでしょう。
ただし、断定できるだけの材料はありません。
ですので、ここでは
「そんな話もある」
程度でとどめておきます。
また、撮影での評価云々に関しては
いつものメモを見ると
特に悪いことは書いていないので
初めて手にした時は満足していた
・・と思います。
だいたい、アサヒペンタックスにつけて
遊んでいたのです。
僕自身の過去のことながら、ちょっとあいまいに
なっています・・が。
さらに、続けますと。
マウントは『M42』、スクリューマウントです。
ところで、一つ興味深い点がありまして
チノン『135mm』レンズのコーティングの色は
生産時期によって違うのです。
現在、僕が持っているレンズのうち
一つは緑っぽく、もう一つは赤いのです。
緑っぼいものはやや製造番号が若いのですが
それと関係があるのかどうか。
今のところは想像の域を出ませんが
ただ、並べて見ると
いろいろと夢想して面白さを感じます。
さておき、今度は視点を変えて
『つくり』でレンズを眺めると
さすが日本製、きれいなものです。
そうなってくると
過去のポジとネガが気になってきました。
次回、これに触れる時はそちらも広げたい
と思います。
ということで、今回はここまで・・。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
(平成28年10月4日)
再編集 平成29年9月13日
いつもご覧になっていただき
ありがとうございます。
このページはチノンのレンズに触れたものです。
どうしても、マイナーなカメラ・レンズ!
といった印象を持たれやすい?
そのためか、僕自身も知らないところが多く
カメラ仲間の師匠はじめ、諸先輩に伺い
ようやく承知するに至ったレンズ。
ちょっと、未知の世界であった記憶はあります。
いまだに
「あれ?」「そうなの?」
と発することもある対象。
なぜなら、あとで師匠はじめカメラ博士
(詳しい人がいるのです。)にギャフン
と扱われますから・・。
ということで、レンズを手元に置いた以降の姿は
こんな感じですが、続いて、レンズを求めたころの
話をしますと。
はじまりはeBayを見てでした。
だいたい、いつもそうでしたけど。
この時もそうだったんですね。
しかも、eBayはeBayでも
米国USではなく、ヨーロッパのもの。
この時は英国かドイツを中心にした
eBayグループを眺めて、求めたと思います。
「どうでもいい」と言われそうな話ですが
とにかく、英国のセラー(SELLER)から
両方ともオークションで入札・落札し
手元に置くことになるのです。
(10年以上前)
当時、目移りしつつ選択した覚えはあるので
ヨーロッパでもチノンの存在は
「結構、知られている!」
そんな印象を持ったことは覚えています。
逆に同じころ
日本では大事にしまわれていたのか
その存在がオークションなどの表へ
出てくることは少なかったようです。
ただ、これは僕の承知の範囲ですから
断定はできません・・けど。
そのためか、僕が手元にチノンを置いたころ
レンズの評価は日本よりも外国の方が高い
と思っていました。
特に欧州の方が・・ですね。
(求める人が多いから
オークションで登場すると思うので。)
それほど、国外でのオークションでは
並んでいたかと。
そのため、一概には言いきれないでしょうけど。でも、結構、並んでいました。
ほかに、言葉を挟めば
チノンはOEMで生産をしていたのです。
そのため、外国では多く使用され
流通していたのかもしれません。
つい、そんなことをコーティングの色を見ながら
考えるレンズです。
今回はここまでとなります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
(平成29年9月13日)