★★★★★★★★★★
駆け上がりでございます。
2018.1.21&8.26
文章と用語を修正しました。
今回は駆け上がりのデジカメ遊び、
回顧と懐古の話をしてみます。
今はこれを使っていますが
もともとは20年ぐらい前から
フィルム画像をスキャナで取り込む、
といったデータのデジタル化に
興味を強く持っていたのです。
同時に黎明期と映る頃のデジカメにも
関心を抱くところ。
そのためかデジカメ登竜門はコレ、
オリンパスのキャメディア・CAMEDIAでした。
CAMEDIA C-1400L 141万画素
オリンパスが作っていたデジカメ。
平成9年末ぐらい?
秋葉原のソフマップで求めたものと思います。
早速画像です。
この画像はCAMEDIA C-1400Lで撮ったもの。
鳥取県『大山』(平成10年ころ)
これぐらいの大きさであれば、耐えられます。
でも伸ばすと荒い感じ、色は定まりません。
癖アリと言えば癖アリでしょう。
※ ここから6枚同じです。
求めたほかの理由にこちらもありました。
当時は画像データの利用にはまっていたのです。
パワーポイントでプレゼンを行う際、
利用したい画像が欲しかったのです。
で、スキャナよりはデジカメへ
と、大きく変針します。
※ 画像は彩度上げ、ハイライト気味。
何と言っても、リバーサルフィルムを
スキャナでデジタルデータ化を行うのは
時間がかかりますからね。
試された方はご存知でしょうけど。
タイムリーにはできません。
そんな背景もあって、何度か秋葉原へ。
ただ、個人的にCAMEDIA C-1400Lは
衝撃的とは言いつつも
フィルムから印画紙などの紙媒体で表した
画像との比較では少々心もとない
感じはありました。
しようがないですよね。
まだ、デジカメ、走りの頃です。
そのほか、黎明期、初期のころのデジカメは
連続枚数もそれほど多くはなく
同時に、大きな記録媒体もありません。
そのためか、
フィルムカメラの存在を強く揺るがす
といったものにはならなかった感じ。
ところで
CAMEDIAは一年ほどでバージョンアップ。
C-1400XLが登場します。
これはかなりよくなっていました。
撮れる枚数が増えていたのです。
撮影時間も短縮していたように思います。
(メディアに関係はしますけど)
そして、価格は高くなっていました。
最初に出たものが10万円弱、
あとは11万円を超えていました。
正価は覚えていませんが
びっくりドッキリの買い物であった
という覚えはあります。
今から思えば、「エーっ」ですが
それだけ希少性は高かった!
ということでしょう。
そこで、話の方向を変えまして
CAMEDIA C-1400Lを作ったオリンパス。
この会社がその後、どう変遷したか
頭の中にあるものを出力してみます。
オリンパスには失礼ながらも
この会社、CAMEDIA C-1400Lを世に出して
10年過ぎたころに傾きかけます。
当時、報道ニュースで扱われていました。
今はゴタゴタなくスイスイのようですが
一時「あれ」と思われる時を持つのです。
そして、その副産物なのかどうか
そこはわかりませんが
様々な会社との接点が生まれたり
あるいは生まれかけたり
と、いくつかのドラマがあるとのこと。
その一つがパナソニックとの提携。
これはデジカメの世界ではよかった!
と言えるかな。
『マイクロフォーサーズシステム』が
生まれたわけですから。
とはいえ、コレはデジカメ一眼レフに
関しての技術でしょう。
レンズ交換のないカメラが影響を受けたか
どうか。
それはよくわかりません。
ただ、パナソニックがオリンパスとの間で
技術交流、技術吸収をする時期があったのか
と思われるのですよ。
真偽不明ながらもね。
そこで、CAMEDIA C-1400Lから
連続性を感じる、というわけです。
でも、そこまで考えるなら
オリンパスのカメラを購入すれば
「よいのでは」
と言われそうですね。
OM-Dとか、PENとかね。
ですが
パナソニックは以前からビデオで
レンズを作っているのです。
加えて、ライカともかかわりがあり
実質ライカの名称でレンズも作っています。
それに自社の生産部品の占有率が高い!
ともあるのです。
純正度が高い点を感じませんか。
とはいえ、『まったく外注なし!』
というわけでもなさそう。
と、いろいろな話並びに背景はありそうですが、
「キャノンに次ぐ、ニコンと並ぶ!」
と言われるところはうなづけるかも。
(ここは師匠の話の受け売りです。)
この点に関して、もう少し話を続けると
根拠となる資料が残っていないないので
絶対とは言い切れませんが
提携前後の話として耳に入ったものから
こんな感じ。
パナソニックが、ですよ。
オリンパスとつながる利点は、
医療機器分野(内視鏡など)の技術を
頂戴できるためとか。
ですから
カメラの提携話は副次的なものかもしれません。
(カメラ仲間から伝わった話)
ということで、線を引き、話を戻すと
オリンパスの流れがあると思われる
『マイクロフォーサーズシステム』の利点。
この部分活かし、生かしていると考えるなら
それは『G7』『G8』かな、とね。
(思うだけですよ)
手元のLUMIX LX100は該当しない様子。
残念!?
(駆け上がりは気持ちだけ楽しんでいます。)
それでは先祖の系譜ありと勝手に見なす
LUMIX LX100で撮ったものを並べてみます。
今回は、ここまでとなります。
お付きあいいただき、ありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
(平成29年4月28日)