ネオパン・アクロス(ACROS100)

なくなるの!?

今回は残念な話。
ついさっき、ネット報道、産経新聞見て知ったことです。
フジフィルムは完全に白黒フィルムの生産をやめるとあります。

対象製品はネオパン・アクロス(ACROS100)ですけど。
これで82年間続いた白黒フィルムは打ち止めとなり、フジの名のついたものはなくなるのでしょう。

いつかはこの時期が来ると思いましたが、とうとうやって来た!という感じ。

時期は今年10月とあります。
となると、当面、どうしましょうか・・ね。


フジフィルム アクロス


ここでポイントは、印画紙の生産がいつまで続くか・・ですが。
こちらも出ていましたね。

2020年3月までに、少しずつやめて終わらせるとあります。
※ その時の元号「平成」ではないので西暦表示にしています。

今のうちにフィルムをしこたま購入して、印画紙も合わせて購入しておけば。
あと三年ぐらいは国産フィルムと印画紙で楽しめるかも。

今はそんな発想で気持ちを保っています。

しかし、ホント残念!
時代の変化を感じるのです。

(平成30年4月6日)

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ネオパン・アクロスあれこれ

少々、フィルムのことに触れたくなり、追記します。
知っている方は知っている話でしょうけど、ご寛容のほど。
まずは、インフォメーションとして、こちらに表してみます。

17,8年ぐらい前、いやもっと前からですね。

僕もそうなんですが、当時発売されていたフィルムの性質・個癖をメモしてですね。

壁に貼ったりしたカメラ仲間は多かったのです。
「えーっ」と思われる方もいるでしょうけど。

カメラと写真、特にフィルムを多用した時代。
わりと好きな人はそんなこともしていました。
ですから、その時の名残をここに表してみます。

データは古いので「そうなんだ」ぐらいののりで見ていただけると幸いです。

はじめに、ネオパン・アクロス(across100)から。


ネオパン・アクロス100

(ACROS100)
ネオパン・プレスト400(PRESTO)からの発展型と当時聞いたもの。

2000年に入ったころ、登場です。
確か、ネオパン・プレスト100がありまして、それに置き換わったと思います。

これが、よく耳に入る項目ですが『粒状性』よし!『階調』よし!と。
当時、白黒(モノクロ)で最高と言われたものなんですね。


フジフィルム アクロス


ネオパン・プレスト400

(PRESTO400)
これはもともとネオパン400と呼ばれるフィルムがありまして、その後継ですね。

結構、人気ありました。
何と言っても、当時は1990年代ですけど。
『高感度』『微粒子』で「細かくていいね」と語る人が多かったことが思い出されます。

僕もその言葉に影響を受けて「使ってみよう」となった一人です。

でも『微粒子』の言葉は新製品が出ると必ず付いて回るので、定番文句ですよね。


ネオパン・スーパープレスト1600

(Super PRESTO1600)
僕がもっとも好きなフィルム。
2010年ぐらいまでは店頭にありましたけど。
その翌年あたりで消えましたね。

ちなみに1600はEI1600ですので、実効はそれより低いと思います。
とはいえ、結構、夜の街の撮影では重宝したものです。

長巻き(丸い缶に入ったもの)がありましたから、短く切って詰めていました。

発売時期は1988年ですね。
あのころは新製品がよく出ていました。
なお、粒状性は先の二つよりは当然落ちますが、ザラザラ感もよいのです。

気にせず、使っていました。

カメラ仲間でFUJIフィルムの価格を意識する人、目立つ! プロビアとか100fタイプに異変?




ということで、少々懐古趣味を表した形になりましたが、フィルムヘの思いを込めて表してみたのです。

それにしても、残念です。

(平成30年4月13日)