★★★★★★★★★★
駆け上がりデス。
平成29年 2017.6.8
平成30年 2018.2.26 & 5.1 & 12.18
令和4年 2022.1.1
文章と用語を修正。
令和7年 2025.11.19
意味不明な文言を修正
【画像追加】
平成29年 2017.6.15
〇 アイレベル
〇 マウント
〇 シャッター速度目盛
〇 フィルム巻き上げ位置
今回は中判カメラを一つ、
いわゆるバケペン、PENTAX 67(6×7)で
話を持ちたいと思います。

PENTAX 67(6×7)
はじめにいろいろ、ランダムに頭に浮かぶ!
そんな内容から進めます。
このカメラ、PENTAX 67(6×7)は
駆け上がりのカメラの仲間うちでは
バケペンと呼ばれるもの。
『オバケペンタックス』
バケペン、旭光学が世に送り出したカメラ。
1969年、登場です。
また、駆け上がりが『カメラ小僧』の頃から
憧れていたもの。
特に、デカいところ。

「どうしてか?」
それは35mm判の一眼レフカメラが
そのまま形が変わらず大きくなった感じが
よかったわけ。
そして、重厚長大、デカいカメラが
お好きな方にはバケペンがもってこいかも。

続いて、パッと見で捉える特徴は
ペンタプリズムをベースにする
アイレベルファインダーの存在。

このアトはカメラ名称の変遷です。
三回ほど、移り変わりを持ちます。
《以下は目安程度でご覧ください。》
| ASAHI PENTAX 6×7 | 1969年 |
|---|---|
| PENTAX 67 | 1989年 |
| PENTAX 67II | 1998年 |
この移り変わりの中で大きな変化が一つ、
ミラーアップ機能の付加があります。
※ 1975年頃の生産品から。
これでPENTAX 6×7(また67)が
低速シャッターを使った撮影の幅を大きく
広げることになります。
続いて、レンズです。
購入時に通常カメラに付いてくるレンズは
基本、こちら。
| 標準レンズ | 105mm |
|---|
※ 90mm もありました。

アト、ココも意識するところ。
電子シャッターであること。
結果、電池は必要です。
その電池は4LR44か 4SR44。
ほかに、登場時期が1998年と新しい67IIは
外観(外装)に一部変化が見られるも
基本設計は変わらない!
と目に入ります。
レンズマウントは6×7、67と同じ。
これは6×7の登場以来の生産レンズが
使えるということ。
ですからね。
PENTAX 67(6×7) 全般を見回すと
かなり融通の利くカメラと言えるでしょう。
仕様、スペック的なもの
ここからはメモを開きつつ
仕様、スペック的なものに触れてみます。
アイレベルファインダー
※ ウエストレベルファインダーもあります。

手動マニュアル方式
ペンタックス67(6×7)マウント


B、1-1/1000 秒

120/220(ブローニー)
※ 切り替え可能

圧板の位置変更ですね。
120と220へ、左右にスライドさせて
使いたいタイプへの切り替えを行います。

なし、フィルムは本体に組み込みます。
フィルム装填部位の分離は不可。
続いて、フィルム装填(入れ方)の仕方。
フィルムの矢印をスタートマークに合わせます。

巻き上げレバーを動かしカウンター0まで操作。
つまり、初動は少しフィルムを巻きあげます。

概ね1200g(1.2㎏)
撮影上、1000g(1kg)を超える重さは
大いに気になるところ。
また、前項のオワリで触れた67IIは
次の機能が付加されています。
● 絞り優先AE
● 6分割評価測光
● 中央重点測光
● スポット測光
● TTLストロボ機能に対応
操作性を高めてくれるかもヨ。
PENTAX 67 (6×7)のレンズ
手元にあるPENTAX 67(6×7)のレンズを
並べてみます。
まずは、45mmから。
これは軽くて使い勝手がよいもの。


3年ぐらい前に撮影、早朝の新宿駅、
停車中のNEX、曇り空の下で発射前を一枚。
カシャッ!
55mmです。
レンズは初期のタイプ。

続いて、75mmです。
これもよいレンズと思いますが
古いタイプはあまり人気がなかったもの。

そして、165mmです。
ポートレイトにはよいかも。
女性に向けるならバストアップショット
(バストショット)かな。
ただ、結構重量アリ、重いのです。

ここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
失礼します。
(平成28年8月18日)






