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『駆け上がり』の楽しむカメラへようこそ!


今回はハッセルブラッドの一番古いタイプ。

一般的に旧型と呼ばれる蛇腹式レンズシェード

蛇腹が前後進するタイプを取り上げてみます。

目 次
1 蛇腹式レンズシェード
2 主要構成品
3 蛇腹式レンズシェードを付けたら
4 マスクがあるよ!

蛇腹式レンズシェード

はじめに、今回、これを取り上げたのは

いわゆる蛇腹式タイプの中で使用したものが

この旧型の蛇腹式レンズシェードのみ

であったためなんですね。


ということで、ほかにもあるわけで

ハッセルブラッドには折り畳み式のタイプは

複数存在しています。


と、一応、言い訳めいたお断りをしつつ

話を進めてさせていただきますね。


ご寛容のほど、よろしくお願いします。


それで、この旧型蛇腹式レンズシェード・・

まずは、カメラ、レンズとの合体の画像から

ご覧ください。


ハッセルブラッド レンズシェード


そして

実は(いきなりか、と言われそうですが・・)

これは結構手元に長くありつつも

使用頻度はそれほど高くはなかったもの。


唐突にネガティブなトーンを醸しますが

どうしても、軽易に持ち歩くとなると

「カチャ」とはめられる簡易タイプの多用へ

向かうのです。


それゆえ、使用頻度が上がらなかった!

ということ。


とはいえ

真夏の昼時、日差しの強い時は大いに効果を

表します。


装着対象レンズは・・

僕の場合、焦点距離『80mm』か『150mm』を

主体に取り付けていました。


そして、ココが大事な点になりますが

使用可能なレンズ焦点距離は

『38mm-250mm』の範囲になります。

(刻みメモリがあり、すぐわかります。)


つまり

超望遠の『350mm』『500mm』は装着不可!

ということ。


もっとも、径が違いますし超望遠は

専用のサンシェード(フード)を持つので

気にはならないでしょうけど。


また、使用にあたってはこのとおり。

レンズ焦点距離を表す刻みメモリの数値範囲で

蛇腹を前後進させる(繰り出す)だけ・・。


ハッセルブラッド レンズシェード

主要構成品

次は主要な構成品を見てみましょう。

カメラ本体、レンズ装着前の各部はこちら。


ハッセルブラッド レンズシェード


レンズシェードとレンズの間は

画像のとおりアダプターリングを介さないと

結び付けることはできません。

使用レンズのフィルター径に変換できるアダプターリングが必要となります。

そのため、少々、面倒くさい場合分けが必要

とも言えます。


また、ここで取り上げたアダプターリングは

『Cレンズ』対応のもの。

レンズのφ50mm・・です。


ハッセルブラッド レンズシェード


そのため、見合った50mm用のアダプターを

取り付けます。


ほかに、ここで取り上げたものは

収納時の工夫で目立ったものはありませんが

旧型の中には折り畳み式のタイプもあります。


ただ、残念なことに直接試したことがないので

そちらに関してこれ以上の言葉を持ちません。


ということですが、初めての方で

もしここで取り上げた蛇腹式レンズシェードを

使用するのであれば・・


レンズのフィルター径で約束ごとが変わる点を

ちょっと意識しておくとよいかもしれません。

中判カメラのロクロク、ハッセルブラッドがローライフレックスを凌ぎ現役使用中!



蛇腹式レンズシェードを付けたら

基本的な装着姿はこんな感じ。


ハッセルブラッド レンズシェード


『プラナー80mm』に定位で付けたものであり

蛇腹を展開してみました。

ただし、上下をひっくり返しています。


ちなみに

冒頭部の画像は蛇腹を思い切り広げた状態ですが

よく目に入る接続の仕方で『プラナー80mm』に

装着しています。

(ノーマルと言えるでしょう。)


でも

僕はひっくり返した方が使いよいので

この形を常態にしていました。


と言いましょうか

かつてのカメラ仲間の間で流行っていたので

その影響を受けただけですが・・。


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マスクがあるよ!

さらに

ここで取り上げた蛇腹式レンズシェードには

プローシェードマスクと呼ばれる

遮光効果を高める『ふち枠』が用意されています。


120mm、135mm、150mm

ハッセルブラッド レンズシェード


250mm

ハッセルブラッド レンズシェード


この二つの『ふち枠』が役に立つとの声は

かつてのカメラ仲間からよく耳に入りましたが

僕自身は使用したことがほとんどなく

お勧めするような強い言葉は持ちません。


ですが

カメラ仲間の言葉を借りると

「白レンズ(『Cレンズ』)の時に効果がある」

とのこと。


そのため、夏の強い日差しを気にするところで

撮影を行うなら、ある方がよいでしょう。

(ない時より、さらに効果が増す意味で。)


ところで

このレンズシェード、箱にある名称を見ると

プロフェッショナルレンズフードとなっています。


プロなんですね。

僕には縁遠い言葉ですが、今から4、50年前は

そういった人が使っていたのでしょう。

こだわりのアクセサリーかもしれません。


そもそも、このレンズシェードは中古品です。

eBayを通じて米国からやってきました。


当時、比較的状態はよかったこともあり

普通のカメラ趣味人の持ち物がきたと思い

プロ云々などと考えたことはなかったもの。

(ホントのことはわかりません。)


ですが、箱にはそのような表し方。

もっとも、そんなことはどうでもよく

楽しく使えれば、と思っています。


基本、商品名です。

その方がお客さんの受けはよかったのでしょう。


ということで、今回はここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。


また、寄ってください。

失礼します。

(平成29年10月16日)