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駆け上がりでございます。
平成29年 2017.8.24
平成30年 2018.3.4 & 12.21
用語と文章を修正しました。
【追記】
平成29年 2017.8.24
今回は現役使用中のカメラのうち
古いハッセルブラッド(hasselblad)
500CMを取り上げ、話を持ちますね。

ハッセルブラッドと再会
ハッセルブラッドを再び使い始める話。
※ 平成17年4月に初筆入れ
そもそもハッセルブラッドに触れる契機は
特段「欲しい!」との思いを抱いた
というものではなかったのです。
たまたま、ローライフレックスに興味を持ち
あれこれと探し回っていた際
レンズがプラナーであることに気がつき、
「同じプラナーなら」
「ハッセルブラッドにしてみるか」
と、心変わりしたことが発端。
また、ハッセルブラッド本体なら
以前求めたものが手元にアリ。
(という背景もあったりして)
今より少々時間をさかのぼった頃、
使いこなせず挫折した『名残り』を
持つのです。
ともかく、好都合と相成った次第!
早速、
「プラナーを試してみるか!」
「どこぞによいものはないか」
と、プラナーレンズを求めます。

というわけで
何とも腰の定まらぬ判断が元で
ハッセルブラッドと二度目のめぐり逢い
カールツァイスの『レンズ沼』にハマるのです。
ハッセルブラッドの新旧
ここでは駆け上がりの承知する範囲で
ハッセルブラッドについて、
少々語りの時間を持ってみましょう。
※ 平成17年4月に初筆入れ
ただし、駆け上がりの使う機材は
『500C』と『500CM』
この二つを中心に据えての話。

そして、駆け上がりの目の前を過ぎたのは
機能的に区分けすると、大きく5種類。
● ワイドアングルカメラ(SWA)
SWA:Supreme Wide Angle
● モーター駆動カメラ(Electric)
● フォーカルプレーンカメラ(Focal Plane)
● フレックスボディカメラ(Flexbody)
(テクニカルカメラ)
また、世に出た流れはこんなところ。
(いわゆる販売順でしょうか)
| 1 | 500C |
|---|---|
| 2 | 500C/M |
| 3 | 503CX |
| 4 | 503CXi |
| 5 | 503CW |
| 6 | 500Classic |
| 7 | 501C |
| 8 | 501CM |
| 1 | SWA |
|---|---|
| 2 | SW |
| 3 | SWC |
| 4 | SWC/M |
| 5 | 903SWC |
| 6 | 905SWC |
| 1 | 500EL |
|---|---|
| 2 | 500EL/M |
| 3 | 500ELX |
| 4 | 553ELX |
| 5 | 555ELD |
| 1 | 1600F |
|---|---|
| 2 | 1000F |
| 3 | 2000FC |
| 4 | 2000FC/M |
| 5 | 2003FCW |
| 6 | 205TCC |
| 7 | 203FE |
| 8 | 202FA |
| 9 | 2000FCW |
| 10 | 201F |
| 11 | 205FCC |
| 1 | FlexBody |
|---|---|
| 2 | ArcBody |
続いて挙げるはシリアルナンバーの見方。
これですね。
カメラ仲間うちで謎解きのように
数値あてゲーム的に少々流行りました。


※ これは1972年製造を表します。
ちなみに
VHPICTURES
このように数字に対応します。
V H P I C T U R E S
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
ところで、唐突ながら
最近はハッセルブラッドを使う人が
減少したようです。
カメラ仲間に限定される話かもしれませんが、
そのような声が多くなったのですよ。
とはいえ、eBayほかのオークションを見ると
機械式のカメラに興味を持つ人は絶えないかな?
と思うのですよ。
ハッセルブラッドもしっかり
その主要な位置を占めているかに映ります。
ゆっくり、じっくりと、写真を撮りたい方には
十分存在感があるのでしょう。
ほかに、
ハッセルブラッドの模倣品と言われる
『キエフ88CM』もあり、
こちらもかなりマニアックに見えます。
ですが、時間をかけて撮影を楽しむ
機械式カメラの立ち位置をしっかりと
保っているようにも映ります。
後者でもこうした見なしができるのです。
ハッセルの需要はあって然るべきかも。
(と思うのです。)
なお、こちらに関しては、少々蛇足ながら
以前『キエフ88CM』でも触れましたが
機械式カメラの動き、信頼感は正統ゆえか
ハッセルブラッドの方が勝っています。
余計な付言と思いつつも
扱った経験者として、ここに表しておきます。
今回はここまでとなります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
失礼します。
(平成28年4月8日)
いきなりですがポラロイド
ここではポラロイドについて
話を持つことにします。
※ 平成19年1月3日に初筆入れ
コレは2年ぐらい前に中古で手に入れたもの。
ハッセルブラッドに付けたら、こんな感じ。
表現は少々はばかるものがありますが
「カッコ悪い」
とても、不細工に映ります。


でも、ストロボ撮影する時の試写には
とても役に立ちます。
実用品の「雄」ですね。
(平成28年4月8日)
とにかくガンガン使い込み
ここでは、とにかく
「ガンガン、使い込もうぜ」
との思いを表しています。
※ 平成20年7月1日に初筆入れ
それ以前、銀座の街撮りでは、
ローライフレックス『E』のプラナーで
攻めていたのです。
が、同じプラナーがハッセルブラッドでアリ
となると俄然、変心、転換です。
『80mm』と『100mm』レンズが活きます。
たとえば、六本木界隈を歩きつつ
レンズを向け遊んでみます。

黒い粒のようなものはカラス!

手持ちだと水平が怪しくなりますが
ぐっとこらえます。
とはいえ
曇りはシャッター速度を落とすので
影響があれば、はっきりブレが表れます。
とにかく、扱っているうちに
カメラホールドの重要性を意識します。
また、別の日には銀座から歩き始め、勝鬨橋へ
さらに、そのまま隅田川に沿って清澄白河。
こういう場合、同好の士に出会います。
それがまたよいのです。
カメラ好事家相互の想いが通いかも。
下手の横好き道、ガンガン使い込みです。
(平成28年4月8日)
追記
語り記事の原型は17年、18年ぐらい前に
起こしたもの。
その後、何回か後続の文章と合体を繰り返し
まとめたものをここへ出力しています。
ですから、作成の年月日は最近であっても
中身の話はそれよりかなり古いもの。
また、オリジナル部分はすり減っています。
言いたいことはボケまくっていますが
過去のカメラに関し表せるものがあれば
との想いで残しています。
ところで、駆け上がりはハッセルブラッドを
使いこなせたかどうかは別として
頻繁に持ち出した頃は、10年ちょっと前。
そして、駆け上がり的に至った思いはコレ。
「プラナーが魅力的なレンズ」
ということ。
ちなみにプラナーレンズの標準レンズの類は
● 80mm
● 100mm
● 120mm
三種類の焦点距離があります。
いずれも愉悦に浸ることができるかな。
と思うところ。
ほかに仕様の特性からか
最初の二つは比較的軽いですね。
カメラ本体と合わせた形、大きさ、重さが
ちょうどよいのです。
絞りをF4前後にして、寄って撮れば
被写体をかなり浮き上がらせることができる
と思うのです。
(駆け上がりの見立てですけどね。)
ここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
失礼します。
(平成29年8月24日)






