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駆け上がりでございます。


今回はキヤノンのEF35mm F2

話を持ちたいと思います。


古いけどまだまだ使える!

EF35mm F2です。

※ 生産終了しています。





このレンズ、駆け上がり的には

もともとフィルムカメラ(EOS-1、3)で

使っていたもの。


その後は飽きてしまったのか、

箱の奥底にしまい込み、遠ざけモードへ。


そんな流れの中、

「やっぱ、もったいないか」

と、2,3年ぐらい前からEFマウントを持つ

デジカメで再活用を試みているのです。


基本、カメラ本体がEFマウントであるか、

同マウントへのアダプターを挟めば

十分、使えますからね。


とはいえ、こうした活用をしているとか、

持ちやすいとか、カメラ仲間に話すと

「古いよねえ」

との言葉を大概、頂戴するところ。


でもね、コレ、ホント。

「いいんですよ」

最短撮影距離0.25mなんです。

25cmですよ。


メチャ寄れるわけです。

駆け上がり的には面白レンズの一つ。





というわけで、

今、俄然、活用に熱を帯びるのです。

EF35mm F2の数値ほか

それでは、スペック・仕様的なものに触れると

こうしたところ。


画角

対角線 63度
水平 54度
垂直 38度



マウントほか


マウント EF


最短撮影距離 0.25m
重量 約210g
フィルター径 52mm
絞り値 2-22
レンズ構成 5群7枚
絞り羽根 5枚



ここで駆け上がりの常態、

手持ちでの振り回しでよい点を挙げると

やはり、コレ、軽いところ。

約210g


後継のEF35mmF2 IS USM約335gあり

光学、機構部の向上があるためか

100g以上上回っています。

(もちろん、向上はよいこと)


さらに、比較的近い焦点距離を持つ、

標準レンズのEF50mm F1.4約290gあり

重さはしっかり上回ります。


とはいえ、EF35mm F2と比べ

軽いレンズがないわけではありません。

たとえば、EF50mm F1.8 Ⅱ約130g


・・・・・・・・・・・・・・・


それでも、EF35mm F2は軽い対象です。

自由な振り回しが持てるレンズでしょう。


ほかに駆け上がりが興味深く見る点はこの二つ。


一つはココ、AF側にスイッチを入れた場合

マニュアルフォーカス(MF)ができません


駆動モーターはほかの多くのレンズと異なり

USMではないのです。

もちろんSTMでもありません。


続いて、もう一つ、絞り羽根です。

後継のEF35mmF2 IS USM8枚と比べ

5枚と少ない点。


この影響で光源ボケが円形ではなく五角形へ。

好みにもよるでしょうが、円形近くが欲しい人は

残念かも。

※ 絞り羽根が9枚の光源ボケ:ほぼ円形

撮ってみた!

はじめにこちら。

焦点距離35mmのレンズが収める範囲は

「こんな感じ!」

との想いでパースペクティブに撮ったもの。


※ 熱田神宮東門近く、名鉄神宮前駅


※ 熱田神宮内の売店地域、縦構図の収まる範囲


続いて、3連続です。

「電車が収まる範囲はどう?」

との想いで撮ったもの。








※ 動いているものには寄れませんね。(笑)


ともあれ、ですヨ。

焦点距離35mmって、駆け上がり的には難しい

と思っているので、思い切り寄ったり離れたりと

自身が前後に動く範囲が広がります。


まあ、それが面白い、楽しい!

といったところでしょうか。


ほかにこちらも。





同焦点距離は高層建築物以外なら

大概の構築物などが入りますからね。

あとは重複しますが、

足を動かせば、面白くなります。


と言いつつも

駆け上がりが一番よしと考える点がココ、

最短撮影距離を使った接写です。











寄れます!


ココに挙げるのはたとえですが、

物撮りに力を発揮してくれるとも思うのです。


また、メチャありとは言えずとも

場合によってはボケも効かせられます。


ということで、EF35mm F2

既に生産終了、新品を目に入れることはまずない

と思いますが、よいレンズと思うのです。


今回はここまでとなります。

お付き合いいただきありがとうございました。

失礼します。

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