★★★★★★★★★★

駆け上がりでございます。

【修正】
平成29年 2017.5.26&9.29
平成30年 2018.3.1
用語と文章を修正しました。
【追記】
平成29年 2017.9.29

今回はペンタックス67のレンズから

105mmで話を持ちます。

たとえば、S-M-C 105mmですね。


ペンタックス67 105㎜

ペンタックス67 105mm

手元にあるレンズはこちら。

S-M-Cタクマー6×7 105mmF2.4

SMCペンタックス67 105mmF2.4

S-M-C : Super-Multi-Coated

なぜか、駆け上がりの手元には

ココで挙げた一番目のタイプが二つ、

二番目が一つ。

合わせて三つ、現役活用のところ。


このレンズ、105mmF2.4は

カメラ本体と組み合わせた姿も

「一番よく!」「しっくりいく」

と好感持てるものの一つと思うもの。


ペンタックス67 105㎜


そこでレンズ105mmの生産品を

時系列で追いかけてみます。


数値はかなり古いメモにあり

カメラ仲間の師匠などから聞いたもの、

目安程度でご覧ください。

でも、大丈夫、ですヨ。


105mm-1

スーパータクマー6×7 105mm F2.4


105mm-2

S-M-Cタクマー6×7 105mm F2.4


105mm-3

SMCペンタックス67 105mm F2.4


この三種類で比較してみます。


レンズ構成

 1 2 3  5群6枚



35mm換算焦点距離

 1 2 3  54mm



フィルター径

 1 2 3  67mm



最小絞り値

 1 2 3  f22



最短撮影距離

 1 2 3  100cm



重量

 1 2  628g
 3  590g



数値を見る限りスペックに差はない

と思うところ。


どれを使っても大きな違いはなく

生産時期の異なりだけが気になる点かな。


ですが、古いタイプを扱う方が

何気によい感じがするから不思議です。

もちろん、駆け上がりの個人観(感)。


中古で手に入れたレンズの方が

よい印象を与えてくれるのです。


これって古いタイプの方が重厚感を醸す?

造りの差かも しれませんね。


外観のしっかりした造りがレンズ自体を

よく見せる感じ。


特に新しいバージョンはラバー装の部分、

少々引っかかるところ。

悪い点ではないですヨ。

見てくれの話です。


ということで

その一番新しい生産品が『3』ですね。


SMCペンタックス67 105mm F2.4


ペンタックス67 105㎜


1989年の登場です。

軽量化を意識しすぎたのでしょうか。

先ほども触れましたが

ややチープな姿に変貌して見えます。


でも、レンズの名誉のために言えば

他より38gも軽いのです。


これは利点。


長時間の手持ち撮影には持ってこい!

と思います。


と、上げたり下げたり「どっち?」

と言われそうですが、それぞれ好み、

気分次第で使い分ければ「いいかな」

と思うところ。


必要時に必ず動いてくれます。

レンズの年齢考慮も必要ですが、

メイドインジャパンはしっかりしています。


とりとめもなく話を続けました。


続いて、中身に触れてみます。

105mmレンズの一番の魅力は

開放『F』値が『2.4』であること。

これでしょう。


ペンタックス67 105㎜


同じ標準レンズカテゴリーの90mmは

開放『F』値『2.8』であることから

単純視点ではありますが

105mmは90mmより明るいのです。


街中でペンタックス67(6×7)を

引っ提げた場合、一番自由度が高く

扱えるレンズと思っているのです。

【最短撮影距離】
● 105mm:100cm
● 90mm:65cm
90mmは105mmと比べ
さらに近くへ寄れます。
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街撮り

このレンズ、少々思い起こすと

標準レンズのカテゴリーに属するためか、

以前、お店に行くと、ですヨ。

軽く扱われる表現も耳に入ったりしたものです。


「やっぱ、標準レンズですから」

と、ね。


標準レンズは使い手の一人から見れば、

大事な立ち位置を持つレンズと思うのですが

営業的には不人気だった感じ。

(20年以上も前の話)


ですが105mmもよいのです。

お店は商売ですからいろいろ勧めます。
いつも「アハハ」と合わせていました。

105mmは重量に変化があっても

三代に渡ってスペックは変わらないのです。


「初期の設計思想がどれだけ優れていたのか」

と考えてしまうぐらい。


また、大きさがちょうどよく、

カメラ本体と取り付け取り外しも容易。

(比較的、小柄ですからね。)

もちろん、取り付け後の振り回しもよし!


そんな受け止め方もあってですね。

三つ集まったというわけ。


続いて、これらのレンズを使って街撮りです。

明け方の表参道界隈を歩いた際に撮ったもの。

kodakのT-MAX400を詰めました。(↓)


ペンタックス67 105mm


ペンタックス67 105mm


この日は明るくなってきたところ。(↑)

あ、暗めでした。


でも、楽しむカメラですから。

自身を納得させます。

※ 平成26年2月


こちらは11月の朝6時すぎ。

「どうかな?」「使える?」

と思いながら試し撮り(↓)


シャッターを押す時は楽しいのです。

※ EI1600


ペンタックス67 105㎜


街の記録的な画像ばかりですけど。

なぜか気になって撮っていました。


こちらは途中下車時、新幹線車両をパチリ。

映ります。(↓)


ペンタックス67 105㎜


流れる車両も遊んで撮ります。

シャッター速度『1/4』で撮りました。(↓)


ペンタックス67 105㎜


軽易に撮れます。

このレンズ、好感度高し!

※ 平成26年5月 大宮駅


ということで、105mmレンズ、

これもお供にいいヤツです。

白黒中判カメラ6X7で遊ぶ・・「ペンタックス67」片手の都心散歩!



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PENTAX(ペンタックス)67に初期の55mm広角レンズで遊ぶ! 渋谷の街を白黒で・・




ここまでとなります。

お付き合いいただきありがとうございました。

また、寄ってください。

失礼します。

(平成28年11月15日)

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