★★★★★★★★★★
駆け上がりでございます。
平成30年 2018.1.11&8.21
文章と用語を修正しました。
今回は大判レンズに触れてみます。
スーパーアンギュロン90mmF8
このレンズで撮影した結果との再会から
話を持ちたいと思います。

始まりはこちら。
保管庫の整理で見つけた現像済みフィルムと
引き伸ばして焼き付けた印画紙からアレコレ。
古いものです。
※ 平成20年8月
ただ、レンズは見つからず。

(供したレンズがないのは残念なところ)
ただ、撮影時期は現像済みフィルムや
引き伸ばし結果に目を入れると
8、9年ぐらい前まではこのレンズを
使っていたことがわかります。
そこで
やや記憶と記録の欠けがあるものの
目の前のものから頭に浮かぶことを並べて
いきます。
始めに撮影場所です。
奄美大島近くの数々ある島の一つにて。

機材は『4×5』(シノゴ)のカメラで
あたります。
いわゆる大判カメラの一つですが、
100mm x 125mmぐらいのフィルム面で
画像を得たい時に使用していました。
続いて、レンズ関連で言葉を持つと
これはドイツ生まれのレンズですね。
レンズ会社はこちら
シュナイダークロイツナッハ
Schneider Kreuznach
なんとなく、勇ましく響きます。

で、レンズ名称は冒頭で表していますが
スーパーアンギュロン90mm F8
です。
そして『アンギュロン』の名を出すと
大概、次のようなリアクションを受けます。
「ああ、広角ね」
と。
※、駆け上がりの仲間内の話ですヨ。
さらに
「ブツ撮りにはいいよね」
なんて言葉も耳に入りました。
また、ほかに
「接写にはもってこい」
との声もあり、重宝との見方が多かった様子。
ですから、商品撮影では利用されたようです。
ただ、駆け上がりは違っておりまして、
遠景と言いますか、風景撮影での利用で
伴っていました。
ただ、周辺部が光量不足に陥りやすいというか
暗い画像を生産した記憶があります。
まあ、これはレンズがダメと言うより
駆け上がりがヘタクソなだけ、ですけどね。
それでは、ここから今回の現像済みフィルム、
引き伸ばし結果を見つつ進みます。
出てきたポジは絞りすぎのせいか
ここでも周辺光量がかなり抑えられた
ものが出てきます。
「使いこなせていないなあ」
そんな自戒の思いが深まります。
アトで
師匠はじめ、カメラ仲間のベテランが
レンズと画像を評してくれました。
「周辺光量を考えた露出の時間を考えたら」
「フィルム選択も必要だよ」
と、アレコレ言われた駆け上がりは、
ただ、ただ、タジタジ・・
「あ、そうなんだ」
と受けとめるも
「ようわからんな」
そんな状態に至ります。
が、ともあれ、周辺光量が乏しい!
と強調されたことはわかります。
で、画像です。
空の青さを強調しようと思ったのですが、
裏目に出たかなあ。

これは喜界島の池治と呼ばれるところ、
奄美大島方向に向かって撮ったもの。
青空に横真一文字に広がる白い雲に惹かれた!
そんな想いを広げたものでした。
ほかに、こちらも。
記憶のよすがにはなっています。

「サトウキビ畑とほかに何かある?」
と思いつつ、シャッターを切った覚えアリ。

こちらは、あえての逆光で撮ったもの。

絞り過ぎの果てに周辺光量メチャ不足。
そもそも扱い方が間違っていたかも。
そこで、メモを見ると
「中央部分が白飛びするぐらいなら」
少々、周辺が暗くても
「いいや」
とあります。
当時は、そう考えたのでしょう。
そして、なんだかんだと言っても
『理由を持ってレンズに触れていた』
と、ちょっとだけ過去の駆け上がりを
持ち上げます。
妙な自問自答になりました。
ほかに、画像に関し
スーパーアンギュロン90mm F5.6
であれば、もう少し違ったかもしれません。
との思いもあります。
レンズのせいにしていはいけませんが
シャッター速度の工夫の必要を感じると
そちらにも頭は向かうのです。
それにしても過去使用したレンズ関連で
登場するフィルムを見ると
当時はフィルムに余裕があった様子。
今より価格が安価、よい時代でした。
ということで、とりとめもない話でしたが
ここまでとなります。
お付きあいいただきありがとうございました。
また寄ってください。
失礼します。
(平成29年3月24日)




