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【修正】2018.1.31&3.14
文章と用語を修正しました。

ペンタコンシックス・ビローズ

今回はペンタコンシックスのアクセサリーを

取り上げてみます。


ビローズ(bellows)です。

蛇腹式の中間リングのデカイもの

あるいは鏡胴部分と捉えたらよいかもしれません。


ペンタコンシックス ビローズ


これは残念なことに

しくみをだいぶ忘れてしまっているので

ここに挙げることにためらいを持ちますが

ただ何かの参考になればと思い

承知している範囲で話を起こしてみます。


ペンタコンシックス ビローズ


仕様に関する資料は

すっかり散逸していますが

基本的に扱うレンズは『ビオメター80mm』

と覚えがあります。


画像を見てもらえばわかりますが

設置台の上にバーが走っていまして

ここにメモリが刻まれています。

(20mm-100mm。)


ペンタコンシックス ビローズ


とにかく、蛇腹以外は金属でできています。

鋳物と思われる部分もありますけど。

ですが、それでも重厚感はあり重いのです。


あとカメラ本体と『ビオメター80mm』レンズを

ドッキングすれば、構成は完了へ。

続いて、このビローズは

『ダブルレリーズ』を使用します。


ペンタコンシックス ビローズ

※ 純正ではありませんが、こういうもの。


なぜ『ダブルレリーズ』が必要となるか

理由は二つあります。

一つはシャッターをきるため。

もう一つは、こちら。


それはピント合わせる際

レンズを開放状態にしないと

ファインダー内が暗くて合わせられません。


続いて、そのままの状態で撮影すると

レンズ開放の画像しか撮れません。

そのため、実際の撮影瞬間時、絞りの値(F値)を

所望に合わせる必要があるのです。


ペンタコンシックス ビローズ

※ セラー(SELLER:売り主)送付説明書から。


それで『ダブルレリーズ』の登場となります。

繰り返しますが、一つはシャッターを切るため

他方はレンズ絞り(F値)を適正に動かし

計測した露出に合わせるのです。


とにかく、このビローズを扱う時は

『ダブルレリーズ』は不可欠になります。


と、少々、面倒くさい道具にも見えますが

これで、結果は0.25倍から1.25倍まで

大きさの変化を得られます。

(当時物撮りでは重宝した覚えがあります。)


ほかに、ビローズ(bellows)使用に関して

横道にそれた話になりますけど。

基本、軽易に拡大したいなら

クローズアップレンズがお勧めです。


続いて、もう少し大きくしたいとあれば

あるいは、さらに凝って撮影する際は

中間リング(Extension Tube)がよいでしょう。


そして、もっとさらに、さらにと踏み込んで

標準レンズ『ビオメター80mm』を使用して

焦点距離を自在に変えたいなら

ビローズ(bellows)へ、進むことになるのです。


ということで、この分野で頭に残るところを

広げてみました

KIEV88CM・・ペンタコンシックスマウント、お作法を誤るとオシャカになるウクライナ製カメラ




今回はここまでになります。

お付き合いいただき、ありがとうございます。

また、寄ってください。

では。

(平成29年6月7日 ビローズが出てきた。)

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