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【修正】2018.1.29&6.6
文章と用語を修正しました。

FLEKTOGON

今回はペンタコンシックスのレンズ

フレクトゴンのレンズフードを

取り上げてみます。


そして、核の話は

純正レンズフード取付時の留意点です。


基本、ペンタコンシックスのマニュアルを

眺めつつとなりますが

それに加えて、思い出したことを

お話したいと思います。


ペンタコンシックス フレクトゴン


はじめに、マニュアルが手元に来た経緯などから

触れますと

やって来たのは、14、15年ほど前のこと。


手元にあったプラクティシックスをこわしたあと

「もう一回、チャレンジするか!」


と、続いて手に入れた

ペンタコンシックスの付属品にあったもの。


ただ、残念なことに

マニュアルは英語表記なんですね。


まあ、セラーは世界中に送るでしょうから

英語は当然でしょうけど。


とにかく、それで、何も見ずに

「めんどうくさい」

と、ダンボール箱へ。


それが何の因果か

箱をゴソゴソしているうちに

飛び出してきたわけです。


ということで

今回、出番となった次第。


また、一緒に一枚のMOも登場です。

MO・・古いですね。


さておき、中身を見ると

5枚画像が入っていました。


フレクトゴン50(65)で使っていた

サンシェード(レンズフード)の画像です。


ペンタコンシックス フレクトゴン


やがて、少しずつ、思い出してきます。

とにかく、これは大きいのです。


三脚にペンタコンシックスを乗せて

フレクトゴン50に取り付けると


レンズのラッパ形状が

より強調されて大きく見えます。


ペンタコンシックス フレクトゴン


ところで、このレンズフードは

欠点がありました。


フレクトゴンレンズにフィルター

(オレンジ、イエロー径φ86)をつけると

ケラレ ます。

『ケラレる』
フードやフィルターなどレンズ前のもので、光が遮られて画像の一部が欠けること。

この事例は当時のカメラ仲間も

よく言っていましたから

そのように言い切ってもよいでしょう。


特に、フレクトゴンは

当時、山登りの際には携行したレンズ

結構、使用頻度が高かったのです。


そのため、現像結果を見て

「せっかく登ったのに・・」

と、ガッカリな声を出すことも

珍しくなかったので

少なからず、印象には残っているのです。


そして、ケラレた当時の姿を話しますと

最初は気が付かなかったのです。


ケラレる原因・・です。

そんなことが起こるとは思っていませんから


でも、4、5回撮影するうちに

「何か、おかしいなあ」

となり


「ありゃりゃ」

「何が悪いんだろう?」

となってきます。


そして、原因はこちら・・なんですね。

ほかの記事ページでも触れましたが

レンズにフィルターを取り付けると


あたりまえですが

フィルター分だけレンズ鏡筒部分が

厚くなるというか、せり出します。


それで、その部分だけ

フードから光が入らず、遮られるわけ・・です。


今、思い出しても残念!


でも、それに気が付いた以降は

フィルター取り付け時

純正レンズフードの使用はやめました。


薬の注意事項と同じですね。


ともあれ、ロシアと東欧のカメラ類は

時折、使用上の注意が必要ですから


「少々のことで驚いてはいけないのです」

当時は、カメラ仲間と

そんなことも話していた・・と思います。


とはいえ、今は淡々と

カメラ・レンズ機材の特性さえ承知すれば

「いいや」となりますが


当時は妙に意固地に納得がいかず

フードを見つつ

無為に時間を過ごしていたこともあるのです。


また、当時、考えました。

径はφ86・・。

これはゾナーレンズと同じです。


そこで、ゾナーで使用した

コンタックスのメタルフードNO.1

あててみることにしたのです。


ペンタコンシックス フレクトゴン


当然、遮光の度合いは

純正フードより落ちるでしょうけど。


フィルター装着時でも

『ケラレる』心配がなくなったのです。


精神衛生上、すこぶるよい状態へ。

その後は、しばらく、この状態となるのです。

KIEV88CM・・ペンタコンシックスマウント、お作法を誤るとオシャカになるウクライナ製カメラ




ということで、今回は、ここまでです。

お付き合いいただき、ありがとうございます。


また、寄ってください。

では。

(平成29年6月4日)

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