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【修正】
2017.9.2 2018.3.24&5.27
用語と文章を修正しました。

ビオメター(BIOMETER)80mm


今回は『KIEV88CM』と

『CARL ZEISS JENA』のビオメター80mmを

取り上げてみます。

KIEV88CM・・ペンタコンシックスマウント、お作法を誤るとオシャカになるウクライナ製カメラ




まず、はじめはこちらです。

ビオメター80mm。

13年ほど前に手元に来たものになります。


KIEV88CM biometer

※ PENTACONSIX(6)に装着した姿です。


レンズスペック・仕様の主な点はこちらのとおり。


だいたいの目安ですね。

とはいえ

外国の販売ショップの資料にあった数値ですから

問題はないと思います。

 マウント  シックス(6)
 最短撮影距離  100cm
 重量  430g
 フィルター径  58mm
 絞り値  2.8-22
 レンズ構成  4群5枚
 絞り羽根  8枚

ただし、数値に関しては

もっと細かいものが

eBayの数多くのオークション出品者(seller)の

ページにもあります。


ですので

そちらも合わせて見ると

より確実になると思います。


そして、今回のサンプル画像を

少々広げてみましょう。

場所は乗鞍の牛留池周辺です。


気まぐれで、出かけた際に撮影したもの。

午前中、天気のよい乗鞍近くの牛留池あたり

・・静かです。


この日、朝の5時過ぎから

歩き回る人は目に入りません。


撮影には好都合の時間帯だったのでしょう。

でも一人だけ、出会ったとメモにはあるので

まったく「いない」わけでもなかった様子。


ということで

ビオメター80mmで撮ったものを並べてみます。

もちろん、牛留池界隈ですよ。


KIEV88CM biometer


撮影済みのフィルムをあたると

カットの数が結構あります。


となると、この場所を

「よし」と捉えていたのでしょう。


とはいえ、左へ行ったり、右へ行ったり

と、ためらってもいた様子。


こちらは左へ寄っていますね。(↓)


KIEV88CM biometer


ともあれ

朝、ボヤーっとしながらの散歩行です。

カメラは手持ち、ビオメター80mmも軽く

気持ちも軽く歩き回ります。


それにしても、振り回しがよかったのか。

朝、体の動きが悪いわりに

問題は生じません。


そこで、振り回しで思い出しましたが

ビオメター(80mm)は

ハッセルブラッドのプラナーとは違い

内蔵シャッターを持たないのです。

ペンタコンシックスマウントのレンズは、基本、内蔵シャッターを持たないですね。

そのため軽いから、携行する時に便利

と話す人もいました。


ただ、そのように聞きながらも

本体カメラの『KIEV88CM』には

しっかり、フォーカルプレーンのシャッターが

あります。


ですから、カメラにレンズを装着する場合

総重量を考えれば

「比較対象になるかな?」

なんて、当時、思いもしましたが


とにかく、それだけ、うんちくモドキの話が

生まれるレンズでした。

そして、対象とされるカメラ・レンズは

ハッセルブラッド系列が多かったと思います。


続けますね。

そのアト、牛留池を離れてから

川のある方向に向かうのです。

そこで、撮ったものがこちらになります。


KIEV88CM biometer


川べりに近づいて川面をパチリ。


KIEV88CM biometer


この画像から推し量ると

スローシャッターがかなりきいています。


そこで思いつくのが

小さい三脚を持っていたのではないか?

ということ。


『1/4』『1/2』のシャッター速度で撮ります。

手持ちは無理です。


また、天気は晴れとメモにありますが

森の中に入ったためか

中は光が乏しく暗めとあります。


少々、難儀をしたようです。


ということで

こんな感じの散歩行の画像ですが

ビオメター80mm

結論申し上げれば、十分使えるレンズ!

と思われるのです。


ところで、話をゴロッと変えますが

先日ヤフーのオークションを見ました。


どうやら、まだ、カメラもレンズもある様子。


さらに、求める方も

結構いるように見受けられます。


いまだ、ペンタコンシックス(6)の

交換レンズに向けた好奇心

愛着を熱く持っている方が

健在ということでしょう。


かつてはeBayで揃え

壊れたものはポイポイ


手元から離れるばかりでしたが

欲しくなればヤフーで確保できそうです。


健在とは嬉しいばかり。


さらに個人的な思いを広げると

過去にペンタコンシックス(6)を3台

壊した覚えがあるので

少々抵抗感はありますが


機能がそこそこ大丈夫なら

レンズがよいので

物欲の気持ちも持ち上がるのです。

プリズムファインダー使用時の視野率が低かったことも思い出します。

ともあれ、カメラとレンズがあれば

楽しい時間に変わるのです。


今回はここまでです。

お付き合いいただき、ありがとうございます。


また、寄ってください。

では。

(平成28年7月4日「平成16年5月作成を修正」)

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再編集 平成29年9月2日

今回はペンタコシックスと

ビオメター(BIOMETER)80mmに関して

少々、言葉を足していきたいと思います。


と言っても、使用感

あるいは当時の多くの人の見方を

承知する範囲で表していくだけですが

ご覧になっていただければ、幸いです。


そこで、僕が初めて、このレンズを

手元に置いたのは平成14年ころ。


当時、ビオメターの80mmへ向けた視線は

ゾナー180mmほど熱いものはなかったですね。


ですが

カールツァイスの系譜を持つレンズとして

ひきつけられるものはありました。


つまり、名前に惹かれ

ドイツ職人の製造の精緻さに憧れを見たのです。

(実際はそうでもなかった感じ?)


また、同じシックスマウントの

『キエフ(kiev)6C』のボルナーレンズより

希少性が高い見方もありました。


ですからソ連よりドイツが上

と捉える妙な先入観もあったのです。


それ以外にも要因はあったのかもしれませんが

総じてボルナーはビオメターの後塵を拝している!

そんな受け止め方が一般的だったと思います。


ですから

『レンズ欲しがり』の物欲の沼にはまると

こんな感じでレンズを揃える人が多かったのです。

(当時のカメラ仲間のたとえです。)

1  ビオメター80mm
2  ビオメター120mm
3  ゾナー180mm
4  ゾナー300m
5  フレクトゴン50mm
6  フレクトゴン65mm

もちろん、僕もその仲間の一人ですけど。

この中でも2番と6番は生産量が少ないのか

より希少性は高く


手元に置くまで

かなり時間がかかった覚えがあります。


それでも2番は何度か、手に入れましたけど

6番は一回だけ。


この6番は世界から

『欲しがり』が登場、参入していました。


たとえば、オークションであれば

特に、米国、日本、中国、韓国の人が

「ハイハイ」と手を挙げているようでしたね。


そして、僕もある時はそのうちの一人として

参加した覚えを持つのです。


ということで

以後も新たに思い出すものがあり次第

加筆していきます。


今回はここまでです。

最後はとりとめもない話になりましたが

でも、また、寄ってください。


お付き合いいただき、ありがとうございます。

では。

(平成29年9月2日)