文章と用語を修正しました。
今回はかつてサブで持ち歩いていた
コシナ・フォクトレンダーで撮影した
画像を取りあげてみます。
合わせて
カラーヘリアー(COLOR-HELIAR)
75mmのCOLOR-HELIAR
このレンズにも触れてみましょう。
1 コシナ・フォクトレンダー
2 カラーヘリアー(COLOR-HELIAR)
3 『空中散歩』画像
コシナ・フォクトレンダー
そこではじめは手元にあるカメラ
BESSAのR2M から
とにかく
これは軽く、小さいので
かつてはメインの中判を持ちながら
カバンの中によく忍ばせていたもの。
今は代わってパナソニックのLUMIXが
同様の理由でサブになっています。
そんな背景を語りつつ
あらためて、手に取ってみると
「ご無沙汰しています」
と、僕に問いかけて来るようで
何とも可愛いカメラ
でも
今回の主対象はそのレンズ
そして
同レンズで撮影した画像ということ。
次へ進みます。
カラーヘリアー(COLOR-HELIAR)
あらためまして、レンズはこちら
このレンズを手元に置いたのは10年ほど前
このころの駆け上がりとしては
珍しく新品で求めたもの。
基本、僕の持ち物はほとんどが中古品
僕自身が最初のオーナーになる道具は
とても珍しいのです。
当時はリーズナブルな価格に映ったので
ヒョイと取りあげ「チョーダイ」
となった次第。
とにかく、当時の印象として
いや、今もそうでしょうけど
コシナのレンズはつくりがよいのです。
少なくとも、僕はそう思っています。
つまり、満足できるレンズと受け止めたので
今も手元にあるわけですね。
仕様・スペックは概ね、このとおり
焦点距離 | 75mm |
---|---|
絞り値 | f2.5-f16 |
レンズの構成 | 5群6枚 |
最短撮影距離 | 100cm |
フィルター径 | 43mm |
重さ | 230g |
絞り羽根 | 10枚 |
画角 | 32度(準望遠) |
マウント | L |
カメラとの接合部分は『L』マウント
いわゆる『スクリュー』マウントです。
ですが
僕の場合、アダプターを用い
『VM』マウントに変えています。
なぜなら
カメラのマウントは『VM』ですから
そして、そうした使用を試みても
不具合はなく結果にも満足しているのです。
そこで
これまでに撮影したフィルムから
タイトルに挙げたとおり
『空中散歩』と名付けたポジから
お目汚しながらも
いくつか取り上げ並べてみましょう。
『空中散歩』画像
今回見つけた、いや、出てきた
フィルムの撮影場所は
鹿児島空港から離陸した航空機の中
かつては
東亜国内航空とか、日本エアシステム
と呼ばれていた航空会社がありましたが
これの後継の航空会社の路線から
航空機の窓越しに眺めた風景をパチリ
・・です。
いくつか並べ、窓から見えた姿、情景に
目を向けてみます。
ところで、突然ですがコトワリを一つ
それは航空機内からの撮影は問題点も多し
ということ。
当然と思われるでしょうけど。
その際たるものは
窓のガラスがレンズと被写体の間に挟まる
ということ。
ですので
何やら妙な光の反射が入るものもあり
「うーん、しようがない」
との寛容さもお持ちいただいて
ご覧になっていただければ、嬉しく
思います。
と、堅苦しい挨拶を経て表したい内容は
晴天の空を背景にしたプロペラ駆動部
メモでは、このとおり
プロビア400 f11 1/400
(↓)
ピントはレンズの被写界深度メモリを用い
合わせています。
かなりアバウトですが
基本的に手前の部分が対象となるように
レンズを向けています。
(↓)
この撮影時
飛行機のポジションは桜島の横
飛行機も揺れるので
シャッター速度は1/1000にしました。
(↓)
チョビっと、指宿の開聞岳が見えます。
(下の画像)
(↓)
レンズの先をプロペラに指向してみます。
連続して撮ってみました。(↓)
こんな感じで
見た機会を生かしすぐ撮影する用途で
カラーヘリアー(COLOR-HELIAR)
75mm COLOR-HELIAR F2.5L を使用
シャッターを押す回数を増やしていたころが
あったというわけです。
ところで
このカメラはほぼ機械式であるためか
機内での扱いは問題なく
(携帯の電源入りはダメと言われました。)
むしろ
客室乗務員のきれいなお姉さんは
「あちらが空いていますよ」
「こっちの方がよく見えますよ」
なんて声をかけてくださったほど
感謝です。
ともあれ、コシナ・フォクトレンダー
カラーヘリアー(COLOR-HELIAR)
75mm COLOR-HELIAR F2.5L
との組み合わせもよいものです。
ということで
今回はここまでとなります。
お付き合いいただき
ありがとうございました。
それでは失礼します。
(平成29年5月18日から見る平成20年12月)