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駆け上がりでございます。
平成29年 2017.6.11&9.30
平成30年 2018.3.2&6.3
文章と用語を修正しました。
【追記】
平成29年 2017.9.30
今回はペンタックス67のレンズ、
SMC200mm F4.0で話を持ちます。
SMC200mm F4.0
SMC200mmF4.0
このレンズ、駆け上がりの記憶では
人気は乏しかった、と思うところ。
カメラ仲間を見回しても、
使う姿の覚えが希薄なんですよね。
ですが、焦点距離200ｍｍは用途によって
魅力的にも思えるのですヨ。
たとえば、鉄道風景撮りにはイイカナとか。
ということで、まずはレンズ概要から。
そこで、このレンズ1986年に登場。
比較的、時が経ってからなんです。
話の主のレンズは200mm後期バージョン、
フィルター径は77mmとなっており
旧型より大きくなっています。
ですが、軽いのです。
でも、不思議なんですよね。
本音を言えば
旧型の方が機能的には劣ると言われつつも
作りはよかったと思うのです。
そこで新旧の200mmレンズについて
駆け上がりが承知する範疇ですが
時系列で表してみます。
カメラ仲間と照らし合わせは行っているので
大丈夫と思いますが、目安ですヨ。
はじめにこのレンズ、3代に渡るもの。
スーパータクマー6×7 200mm F4
S-M-Cタクマー6×7 200mm F4
SMCペンタックス67 200mm F4
続いて、大まかな3代の比較。
| 1 2 | 4群4枚 |
|---|---|
| 3 | 4群5枚 |
| 1 2 3 | 105mm |
|---|
| 1 2 | 67mm |
|---|---|
| 3 | 77mm |
| 1 2 | f22 |
|---|---|
| 3 | f32 |
| 1 2 | 250cm |
|---|---|
| 3 | 150cm |
二つの画像から見比べてください。
こんな感じになります。
【無限遠】
【近接から最短撮影時】
| 1 2 | 900g |
|---|---|
| 3 | 795g |
ズラズラーッと並べてみましたが
『1』と『2』の基本スペックの変化は見られず
『3』は旧バージョンより大きく変化アリ。
設計が元から違うのかも。
F値の最大絞り値も変わっていますヨ。
ｆf22からf32へ。
また、最短撮影距離は150cmとなり
近接撮影がさらに一歩前へ進んだ感じ。
重複しますが軽量化されています。
旧バージョンよりは振り回しやすいかな、
と思うところ。
ただ、冒頭部分で作りに触れましたが
外観はややチープに映りますよね。
まあ、これは個人感あるでしょうけど。
新旧で思うこと
ここで触れるは前項で言い忘れたというか
強調すべきこと。
200mmレンズは新旧で設計思想は異なる
ものアリと映る点。
とにかく、コレですヨ。
『1』『2』（6X7）と『3』（67）で分けると
前者は小さいが重い！
後者は大きいが軽い！
これはどなたが手に取っても
そのように感じると思います。
続いて、こちらも気になるところ
最短撮影距離を意識しない被写体なら
前者の旧バージョンが扱いやすいか、と。
2m前後の撮影距離を持つものであれば
後者でしょう。
街撮り
ここでは街撮り結果です。
場所は新宿。
メモを見ながら、話を続けますね。
朝6時過ぎ、イルフォードのデルタ3200、
露出は強引にEI6400で撮影に臨みます。
※ 平成26年2月（画像はスキャナのまま）
EI6400、予想通り、ザラザラ感があります。
それもかなり、ですね。
早朝の単なる記録、記憶のよすが
といった写真画像ですが、これはこれで、
駆け上がり自身が楽しんでいますから。
「よし！」となります。
※ 平成26年2月
続く、こちらは国分寺駅に停まるＮＥＸ。
発射する直前のもの。
※ イルフォードのデルタ3200 EI6400
丸みを帯びた形が興味深いですね。
※ 平成26年2月
続くは、最短撮影距離1.5mを試したもの。
※ イルフォードのデルタ3200 EI6400
新宿の早朝、これは高島屋さん。
ただ近いところを撮りたかっただけ。
※ 平成26年4月
朝は人通りが少ないためか
面白がってドンドンぶん回しました。
この頃はペンタックス67にハマった時期、
それも複数回あるうちの一番直近の頃。
ともあれ『楽しむカメラ』の結果なのです。
今回はここまでです
お付き合いいただき、ありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
（平成28年11月16日）
追記
この語り記事は駆け上がりが
SMC200mmF4.0に関心を持った頃のもの。
鉄道写真、山の風景写真には
駆け上がりの目線では適した焦点距離。
持ち歩く機会を多く持つところ。
でも、カメラ仲間の師匠たちの評判は
芳しくなかったですね
というか、人気がなかった。
これはカメラ仲間の話をまとめると
鏡胴内につまったガラスの密度、
レンズの構造が与えた影響もあるようです。
要はチープに見えた！
好事家の所有欲をくすぐらなかった！
ということなのでしょう。
ちょっと思い出したので追記です。
ここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
（平成29年9月30日）
