★★★★★★★★★★

駆け上がりでございます。

【修正】
平成30年 2018.1.7&3.12&5.3
文章と用語を修正しました。

今回はこちら。

ハッセルブラッド(HASSELBLAD)と

ゾナー(Sonnar)250mmで

『楽しむカメラ』の時間を過ごした話の一つ。

※ 平成20年6月 初筆入れ

ゾナー250mm

始めにココから進めます。

ゾナー(Sonnar)250mm

仕様・スペック関連。


ただし、『C』レンズが対象。

初期タイプで触れてみます。

 最短撮影距離  250cm
 重量  930g
 フィルター径  50mm
 絞り値  5.6 – 45
 レンズ構成  3群4枚



ハッセルブラッド ゾナー

波を切り取る!

ここでは波を切り取ります。

ですが、その前に250mmの画像を一つ。


ハッセルブラッド ゾナー


記憶のよすが的な画像が並びますが

このまま進めていきます。


メモを見ると台風接近前の撮影結果。

台風が近づく頃、何気に波のうねりに

興味を持ち撮ったもの。


奄美大島から喜界島に渡ったアト

急ぎ海岸部へ。





三脚を使用します。

1kgほどあるレンズは重いのです。


ただ、三脚展開は少々難儀します。

海岸線は隆起サンゴの島ですから、

トゲトゲの突起状の岩場が広がるところ。


ハッセルブラッド ゾナー


歩く際は要注意!

こけると痛い思いをします。


ここで台風の波がザザザ。

足元がフラフラ、よろしくありません。

海岸部の端に向かうことはやめます。


無茶すると、マジで、落ちます。

体が風で流される感じ。(チョイと怖い!)


ともあれ、画像がこちら。


ハッセルブラッド ゾナー


ハッセルブラッド ゾナー


ハッセルブラッド ゾナー


ハッセルブラッド ゾナー


場所はこのあたりかな。


ハッセルブラッド ゾナー


単に波を撮っただけのものですが

駆け上がり的には興味深いもの。


途中出会った島の方の反応を思い起こすと

変人がいる?

奇特な人がいると見た?

そんな感じでしたけど。


当人が満足しているので「よし」なのです。


さておき、250mmの焦点距離なら

海岸部の端先に近寄らずとも大丈夫かな。

それなりに大きく収めることはできます。


もちろん、海に落ちるかもしれない?!

そんなドキドキ感に打ち勝てれば

もっと大きく収めることはできます。


しかし、駆け上がりは小心者ゆえ、ここまで。

落ちたら、周囲に迷惑をかけますからね。

やっぱ、変な冒険はダメです。


また、350mmや500mmであれば

さらに離れた場所からでも可能と思います。


ですが、この場合、十分な俯角の確保は

できないでしょう。

今回は話から外します。


結局、250mmは(で)よかった!

ということ。


アト、当然ですが、結構、波がありました。

「ザッパーン」と来て飛沫がかかります。


でも、メモを見ると、接近する台風は、

「先島諸島に行くか?」

「台湾に行くか?」

「台風が迷っていた?」

沖縄本島から遠く離れた南で彷徨うところ。


で、ここでは800kmほど離れていても

影響があり、波は大きく伝わってくる。

オワリにそれが言いたかった!

ということ。

『ケラレ』

オワリと言いましたが、まだオワリません。

途中で思い出したのでコチラにも触れます。

※ 平成20年8月 初筆入れ


このゾナー(Sonnar)250mm『C』ですが、

レンズに問題を持つわけではありませんが

カメラ本体が『500CM』の場合、少々面倒。

(『500C』も同様ですね。)


ファインダーの一部が『ケラレ』て見えない

ということ。


ハッセルブラッド ゾナー


それをイメージできるようにするため

このように試してみました。

レンズの前から光を当てました。

フォーカシングスクリーン(ピントグラス)を

見てください。


上(頭)の方ですが若干削れています。

これが『ケラレ』です。


そのため、被写体にカメラ・レンズを向けた際

「こういう風に見えるぞ!」

そんな予測も必要になるわけです。


でも、『500C』と『500CM』以外なら

その心配はありません。

先の二つも慣れれば、大丈夫ですけど。
そう、慣れれば、ね。

続けて

駆け上がりが250mmを手元に置いた頃。

「あまり人気のあるレンズではなかった」

いや、

「人気のないレンズ」

でしたね。


ですが、

「人気がないなら安いカモ?」

と思ってeBay経由で手元に寄せたのです。


ところが、ギッチョン!

到着後、触れると、これが大失敗!

とてつもなく、粗悪なものだったのです。

ヘリコイド部分が動かないのです。


「ひどいセラー(SELLER)だなあ」

と思いましたが、太平洋を渡ってきたのです。


「しようがない、それでは」

と、生き返らすために手を加えました。

つまり、修理へ進むことになります。


ちょっと、後悔の念が沸きます。

お店に行って手に入れた方が

「安上がりだったな」

というわけ。


そんなことも思い出すレンズなのです。


なお、くどくなりますが

今回の対象は『C』タイプ。


250mmには『CF』『CFi』『CFE』も

ありますからね。


ほかに失敗多き駆け上がりの助言として

ひと言持つならば、ですヨ。


手元に置く、求める際は

「動くべきところがすべて動くかどうか?」

チェックしておきましょう。


ということで、

オワリの項は半分失敗談になりました。


ここまでとなります。

お付き合いいただきありがとうございました。

また、寄ってください。

失礼します。

(平成29年3月16日)

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