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駆け上がりでございます。
平成30年 2018.2.25
文章と用語を修正
令和7年 2025.11.23
意味不明な文言を修正
今回は『透過光』。
ハッセルブラッド、プラナー80mmで試します。
※ 平成22年1月 初筆入れ
透過光って
『透過光』とはコレ。
『モノを通り過ぎた光』
「そのまんまやないか」
と言われそうですが、でもこうしたもの。
【こういうのもアリ『反射光』】
反射光って、光が何かに当たって
跳ね返ってくる光ですね。
そこで、駆け上がり的には
被写体の浮き上がりを意識するとか、
被写体と周辺の距離が開いている場合、
被写界深度を小さくして撮ります。
平板な写りを避けたいから。
で、望遠レンズと絞り値を小さくしたり
被写体に接近します。
それでは本題に戻って『透過光』です。
透過光を意識して扱うようになったのは
10年ぐらい前のこと。
とはいえ、それまで考えなかったわけではなく
それに類する画像も撮っていました。
ですが
『透過光』でのフィルム消費増の記憶が残るのは
その時期なんですヨ。
それで
「どうしてぞうなったのか」
それはカメラ仲間の助言が響いたから。
「透過光を利用するとね」
「ちょっと見栄えがするかもヨ」
というものが、ビンビンビン。
で、その流れを持ち始めます。
そこで駆け上がりが意識した対象、機会は
建物の陰(影)とか、建物内(室内)とか、
ですね。
このあたり、どうしても光量不足というか
「光の迫力が足りない感じかな」
と思うのです。
そのためストロボでの順光も考えます。
ですが、映ることは映りますが、
どうしても平面的に見える時が多いか、と。
そこでいつでも可能とはなりませんが
光量に物足りなさを感じるところでは
わずかな光の取り入れを考慮すると
被写体のフレームに収まる姿が
「ちょっと違った感じになる!」
と思うのです。
機会があれば、試してみる価値はある!
と思いますよ。
透過光で撮る!
そこで、撮ってみました!
ワイングラスを置きワインに光をあてるか、
あてないかでアレコレ。
通り過ぎる光の量で比較します。
はじめにワイングラスへ外光をあてない場合。

地味ですよね。
というか、ハナがない感じ。
外光をあてた場合。

ちょっと映えると思いませんか。
室内の場合、外からの光を扱うとですね。
「違った変化が得られる」
と思うのですヨ。
ほかに『透過光』ではありませんが
外光の扱いとしてこのパターンもアリか、と。
「人物の生き生きした感じを醸す、増す!」
そのための一工夫。
たとえば、女性の目に淡く光を入れるため、
窓側に立ってもらうとか、ですね。
ということで、今回は『透過光』とともに
派生的に浮かんだ外光で言葉を持ちました。

ここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
(平成29年9月18日)






