★★★★★★★★★★

駆け上がりでございます。

【追記】
平成29年 2017.8.29
「ハッセル片手の時期」
【修正】
平成30年 2018.6.20
平成31年 2019.1.15
文章、用語を修正しました。

今回は「ハッセルブラッド片手に歩いた」編。

鳥取件JR境線に乗った際の画像からアレコレ。

レンズはプラナー80mm。

※ 平成18年9月

ハッセルブラッド、JR境線

今回の写真画像はすべて白黒です。

単純に白黒現像済みフィルムを

スキャナにかけて取り出した画像たち。


駆け上がりの周辺ではこうした手法で

画像を取り出すなら、フィルムで撮影する

意味がないと語る先輩方もいるところ。


でも、「楽しむカメラ」ですからね。

そこは笑ってごまかしています。


とはいえ、少々、ためらいも覚えたりも

しています。


それは印画紙で表した画像と少々異なるものが

広がるからなんですね。


と、のっけから弱気な前説を入れましたが

寛容にご覧になっていただける

とうれしいです。


ハッセル 鬼太郎


では、鳥取県米子市から北に伸びる弓ヶ浜へ。

それに沿い流れるJRの鉄道路、

境線の駅と電車にレンズを向けます。


その前にちょっと、こちらを見てください。

駅が不思議な名称を持つのです。

カメラに直接かかわりはありませんが

話のベースですからね。

並べてみましょう。

 JR駅名  妖怪駅名
 米子  ねずみ男
 博労町  コロポックル
 富士見町  ざしきわらし
 後藤  どろたぼう
 三本松口  そでひき小僧
 河崎口  傘化け
 弓ケ浜  あずきあらい
 和田浜  つちころび
 大篠津町  砂かけばばあ
 米子空港  べとべとさん
 中浜  牛鬼
 高松町  すねこすり
 余子  こなきじじい
 上道  一反木綿
 馬場崎町  キジムナー
 境港  鬼太郎



米子駅から境港駅まで続く鉄路は

ここにある名称の妖怪たちが住み着いたためか

それを頂戴した駅が多数並ぶのです。


ところで

米子駅と境港駅以外は無人駅とのこと。


30年ほど前は駅員さんの配置もあった

と聞きますが、今は、妖怪さんがいる

静かな駅になったようです。

ハッセルブラッド、ねずみ男と語る

続いて、米子駅です。

ねずみ男が待っている!

ちょっと変わったところ。


ハッセル 鬼太郎


駅ホームの階段に隠れたねずみ男に

ハッセルブラッドで話しかけてみます。


レンズを向けられたねずみ男

ご機嫌なのか、カメラの振り回しに合わせ

気持ちよく収まります。


ハッセル 鬼太郎


プラナー80mmが軽量であるためか

駆け上がりはあちらこちらへ向かいます。

つい、時間を忘れます。


ハッセル 鬼太郎


ところで、米子駅の境線ホーム線番号は

興味深いのですよ。

なぜなら「0番線」です。

ハッセルブラッド、猫娘と出会う

しばらくして、気まぐれか

また、境線に乗り直します。


数時間前に通った鉄路と思いながら

米子駅から数駅過ぎたところの後藤駅で

車両が停車した際のこと。


反対側の車両を見ると

「オオッ、猫娘」

と発するほど、車両のペイントが

目に入ります。


となれば、片手にあるハッセルブラッドで

撮るしかないでしょう。


ハッセル 鬼太郎


そして、となりのお嬢さん?

乗降の短い時間でしたので

後ろ姿の女性も入ってしまいました。

(ことわりなくゴメンナサイです)


ということで、境線での撮影を終了。

アト駅の案内表示のようなことを語ると

このとおり。


米子駅から境港駅までの所要時間は一時間ほど

距離は20km前後ですね。


のんびり、ゆっくり車窓を眺めながら

時間を過ごしたい方にはとてもよい鉄路

と思いますよ。


なお、

スキャナ元のフィルムはTMAX400。

TXのほかにこちらもはまっていました。


今回はここまでとなります。

お付き合いいただきありがとうございました。


(平成28年6月17日)

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追記 ハッセルブラッド片手の時期

駆け上がりがハッセルブラッドに向けて

熱を上げたというか、執心したころは

大きく前後段と二回ありました。


そして、記事で表したものはアトですね。

平成16年から21年が該当します。


当時はいつもカバンに二つ入れていました。

白黒フィルム用とカラーポジ用の二つ。


出会った被写体ごとにカメラを使い分け

あるいは両方を使っていたわけです。


記事の鳥取県米子市の写真・画像も

そうした中で撮ったもの。


「10年以上も前になったのか」

なんて思いつつ回想します。


同時にここまでは白黒フィルムを

スキャナにかけただけですが

「ポジもどこかにあるはず」

と、そちらも思い出します。


頭から消えていましたが、見つけ次第、

追記・追加で登場させたいものです。


それにしても、鳥取県と隣の島根県は

何度もカメラと遊びに足を運んでおり、

いつも思うのは被写体に困らない

飽きないところ。

ハッセルブラッドとプラナー80mmを手に・・デジタルの誘惑払いフィルム携え歩いた「夏の奥出雲」




今回はここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

(平成29年8月29日)


こちらは奄美大島バージョーンの一つです。

ハッセルブラッド片手に歩いた奄美大島(プラナー80mm、ゾナー150mm)



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