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駆け上がりでございます。
平成30年 2018.3.9
用語と文章を修正
令和7年 2025.12.4
不明な文言を修正
今回は過去の数多くの失敗から
考えたことを一つ取り上げてみます。
「夕方、日没時の海岸撮り(夕景)を考える」

夕陽のサンセット(日没)を収めたい時が
対象ですね。
で、駆け上がりはどう考えたのか、コレです。
「お日様の沈む流れを考える」
「カメラとレンズを三脚に据えて待ち受ける」
というもの。
語れば、
「ああ、そうなの」
と受けとめて頂けると思いますが
どうでしょう。
この語り記事の内容は駆け上がりが、
夕陽撮りに嬉々としたかつてのこと。
お日様の流れを知らずというか、
意識することがなかった頃に生じたもの。
サンセット(日没)直前のお日様を
フレームの真ん中に収めるつもりが、
右側に偏ったりフレームアウトしたり
と悔しい思いが多かったのですヨ。

なかなか、次のようにはなりません。

※ これでもお日様は左寄りでした。
赤道直下であれば、ともかくも
日本ではお日様が流れます。

そこで少々考えを持つに至りました。
それも難しく考える必要はありません。
よく言われるやり方で
「そうか、そうなのか」
となります。
自身を地球に見立て両手を広げて
ゆっくり左に向かって回転するのです。
(左手を東側、右手を西側とします。)
すると、太陽、夜空の星とか
目に入るものが左から右へ
と視界を過ぎていきます。
(南北の関りは北から南を臨みます。)
当然、自身は東から西へ過ぎていくのです。
これなんですね。
お日様は北半球では東から西に沈むのです。
ただし、その流れは北半球での立ち位置から
南北での振幅を伴います。
これで上図の「こんな感じ」のお日様の流れが
わかって頂けると思うのです。
また、オーストラリアとか南半球では逆に
なりますね。
(南北の関りは南から北を臨みます。)
あと、コレも知っておくと便利です。
● 太陽は一日で360度移動
となると、
太陽が1個分動くだけの時間はこのとおり。
(分で刻む場合)
これって、太陽が水平線にかかると
「2分後にはまず没している!」
ということ。
目安ですが、これに基づけば、
太陽を水平線より高い任意の位置で見て、
「あとどのくらい時間がたてば」
「望む(臨める)位置に来るか」
見積もれますヨ。
そこでビジュアルに確認してもらうため、
動画も準備してみました。
ですから、もし、日没時のお日様を
写真・画像の真ん中に収めたいなら、
日没の流れを大まかでも押さえたアト。
カメラ・レンズを三脚にセットすると、
あとで慌てなくて済みます。
そして、その結果は注意した分だけ
よい意味で跳ね返ると思うのです。
《付録:画像は出雲大社近くの稲佐の浜》
夕景とは直接の関りはありませんが
興味深いのでこちらも載せますね。
謎の人がいました!

今回はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました。
よかったら、また寄ってください。
失礼します。
(平成29年11月19日)






