★★★★★★★★★★

駆け上がりデス。


今回も前回取り上げたレンズ、

使用頻度が激減したEL-NIKKORの話の続き。


再びEL-NIKKOR 80mm

このレンズ、今、長い眠りから飛び出し

駆け上がり的には注目度がグングン!

と高まりつつあるもの。


ニコン CP-2 EL-NIKKOR 80mm F5.6


ちなみに前回の試しはコチラ。

ニコン(CP-2)EL-NIKKORレンズ80mmをキヤノンEOS5DMARKⅡに合わせマクロで遊ぶ!




で、前回はニコンとキヤノンEOS EFマウント

とのコラボでしたが、今回は同じEOSでも

EOSMマウントとのコラボ

・・となるのです。





そして、

前回も触れましたが、このレンズ・・

本来は撮影用に供するものではなく

引き伸ばし器に用いる性格の強いもの。

(いやいや、引き伸ばし機用のもの)


さらに

これまた前回も触れましたが

このレンズ、ヘリコイド部がないため、

ヘリコイドアダプターが必要となるのです。


そのためか、

ちょいと、とまどう次第。


とはいえ、

NIKKORレンズですからね。


このまま手放すもの惜しく、前回マクロ

つまり接写撮影にイイ感じと気が付くと

俄然、関心度が上がりっぱなし状態へ。


そんな中、最近はこうした古いレンズが

活かせる中華製のサポート道具も多くなり、

好奇心が膨らむ範囲が拡大するばかり。


ということで

今回も「楽しむカメラ」の一環で、

このレンズをEOSMマウントと組み合わせて

再び話を拡げてみましょう。

「駆け上がり」流の道具

ではEL-NIKKOR 80mm F5.6レンズを

活かすための「駆け上がり」流の道具を

今回も小まとめします。

【「駆け上がり」流の道具】
● レンズ
● M42mmヘリコイドアダプター
● L39mm⇒M42mm変換リング
● 変換マウントアダプター
(M42mmからEOSMレンズ)
● カメラEOSM

はじめにレンズ、コチラ。

☆ ニコン CP-2 EL-NIKKOR 80mm F5.6






既にプロフィールというか

簡単な諸元は前回記事で触れているので

そちらを参照して頂けたら、と思いますが

なかなか、すばらしいレンズと思います。


先日、何気にメルカリでチェックしてみると

3,000円から5,000円で取引されていました。


「まあ、そんなものかなあ」

と思うとともに、

15,000円を超えるかどうかの価格であった

1,980年ごろを思い浮べると、隔世の感を

覚えたりして・・。


とはいえ、扱われているのは中古品ですから

仕方がないのでしょう。


また、コレはヘリコイド部がないので

ここでもあらためて強調しますが

単独では使用できず、ヘリコイド機能を

別に付加する必要性があります。

☆ M42mmヘリコイドアダプター



※ NEWYI M42-M42 36-90


コレは前回と変わらず、中華製品です。

手元に到着するまで製造元には失礼ながら

不安を覚えていたもの。

でも、実際手に触れると出来がいいですよ。


続いて、このレンズは、前回も表したとおり

「マウント:ライカL39ねじ式」です。


そのため、先ほどのヘリコイドアダプターへ、

L39mmからM42mmへ

変換する必要があります。

それで今度はコレが必要となります。

☆ L39mm⇒M42mm変換リング






コレも中華製品。

駆け上がりが触って組み込んでみると

結構よくできていると思うもの。

侮れないよね。


ただ、あたりハズレもある様子。


今回の記事を起こすにあたり、別に求めると

前回求めたものほど、滑らかに挿入できず

やや力を入れてゴリゴリとM42のねじの中に

組み込んだ次第。


まあ、それなりにヘリコイドアダプターに

収まったので「ヨシ」とすべきでしょうか。


ともあれ、コレが一番のポイント

と思うところを担ってくれるのです。

(M42とL39の接合)


続いては

M42マウントからキヤノンEOSMへ接合する

変換マウントアダプター。

☆ M42⇒EOSMマウントアダプター









※ K&F CONCEPT マウントアダプター


コレに先ほどのヘリコイドアダプターを

前回記事動揺、ねじ込みます。


そして、コレも中華製品ですが

思った以上によくできています。


よけいなことながら

ちょっとくたびれた箱に入ってきましたが

中身がよければ、very goodなところ。


で、終いはカメラ。

☆ EOSMと各部の配置






組付けるとこんな姿。





という流れで、

カメラと道具のあらましに触れたところで

このアトは作例をご覧になって

いただきましょう。

【EOSMに関しての注意】
MENUの設定でやっておくことがあります。
個人的にはシャッターを切ることができず
戸惑いましたが、コレを行えば基本的に
大丈夫でしょう。

なお、これらの組み合わせでのピント合わせは

すべてマニュアルフォーカスとなります。

撮った画像

はじめにコレですね。

何気に目に入ったストラップから

一つ選んで撮ってみました。





MANFROTTOの小さい三脚にカメラを載せて

撮っている最中に、後ろから

「大きくして、何なんだ」

という声も聞こえたりしましたが





結構楽しいのですよ。


日頃、ザクッと見ていたものも位置を変えて

アレコレ映すと、影のでき方とか

再発見なのです。


次は、コレ

五百円玉





f値は16ですが、ピントの合う範囲はかなり

狭まる様子。

硬貨の手前あたりにピントを合わせているので

後方はややボケています。


もう一つオマケにコレも挙げておきます。





まあ、似たような感じですが。

硬貨の円周上の刻みが気になります。

そして、

ほかも撮りたくなるほど、面白くなります。

追加、こんなん出ましたけど



こんな感じで接写が容易になります。

ピント合わせは大変ですけど。





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ということで

とりとめもない話ではありましたが

今回はここまでとなります。


お付き合いいただきありがとうございました。

失礼します。

(令和6年2月1日)

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