【修正】2017.12.7&2018.6.10
用語と文章を修正しました。

今回はこちら

ハッセルブラッドとプラナー80mmを持ち

奄美大島・笠利で遊ぶ!

・・です。


奄美大島の北側、笠利撮影行を取り上げ

話を進めたいと思います。


ハッセルブラッド 笠利

目 次
1 ハッセルブラッド片手に笠利を歩く
2 撮影画像の水平を保ちたい!
3 奄美大島、笠利を撮る!
4 『おぼん』の喜界島

ハッセルブラッド片手に笠利を歩く

はじめに冒頭で触れていますが

今回は「ハッセルブラッド片手に・・」で

歩いたところの一つ、奄美大島編。


ここでも今まで同様プラナー80mmを振り回し

「これはいい」と心が弾む被写体を見つけては

パチリの世界に浸ります。


基本、僕にとってプラナー80mmは

ハッセルブラッドを扱う際の常備レンズ。

大概バッグの中でコロコロ。


と、当時のぶらり撮影の持ち物に触れたアト

撮影場所、環境に目を向けてみると


こんな感じ。

季節は夏真っ盛りの頃ですから

とにかく、暑く、額から汗が吹き出し

とどまるところを知らずというありさま。


当然と言えば、当然なんですけどね。

(でも、カメラを持つと、忘れます。)


奄美大島だけでは漠然としていますからね。

もう少し的を絞ると、北端に名を連ねる

『笠利』と呼ばれるところ。

で、場所はココ。


ハッセルブラッド 笠利

撮影画像の水平を保ちたい!

ところで

当時は撮影した結果の画像で

『水平』状態がしっかり取れているかどうかが

気になって仕方がない!


そんな意識を強く抱くころ。


6X6ですからね。

画像が斜めに傾いていたりすると気持ちが悪い

というか、アトを引くのです。


単に、撮影した画像が斜めに写るのがイヤ!

納得できないだけなんですけどね。


もっとも、はじめから意図があり

被写体を斜めに傾け撮影したのであれば

構わないでしょうし、問題はなく

撮る目的、考えに合致していればOK!


と、僕自身の物差しも持つわけですが

まあ、そういう背景を持ってのこと。

奄美大島、笠利を撮る!

と、今回は思うところを五月雨的に

話を進めていますが


ここで、水平線を眺めつつ

「あまくならないように『水平』を保つぞ」

と自らに言い聞かせて撮影したものを

いくつか並べてみます。


一つは海上に目を向けた視界に広がる

奄美大島の北端です。(↓)

横(左側)に、笠利灯台を入れ込んでみました。


ハッセルブラッド 笠利


何とか、この画像は『水平』はOKかと。


少々、話は外れますが

この灯台、笠利灯台について触れますと

夜になると結構強い光を発するのです。

(どこもそうかもしれません・・が。)


たとえば

鹿児島方向から近づくフェリー上から

あるいは

奄美大島東の太平洋上の喜界島から

目に入れる「チカッ、チカッ」は


夜の静寂(しじま)に

波面が織りなす音の効果も相まって

つい時間を忘れてしまいます。


と感傷的に触れたアト

再び話を戻しまして、『水平』撮りです。

※ 『水平』撮り:僕が作った造語


今度は灯台の近くまで登ってみます。


ハッセルブラッド 笠利


これも、まあ『水平』は取れました。(↑)

よかった!よかった!となります。


繰り返しながら

6X6で水平が取れていないと気持ちが悪い

というか気持ちが落ち着かないのです。


そんな想いを持ちながら

さらに、ほかはないかと

ガサコソ、ポジフィルムに触れていると

ため息が出そうなものにも出会います。

(いわゆる、ボツの山)


おそらく

当時は今以上に手持ちで撮ることに

執着したのでしょう。


『水平』撮り撮影の結果

いや、試みた跡(アト)が多いのです。

練習結果と呼ぶべきもの。

(ダメダメですけど)


続いて、撮った僕が語るのも変ですが

メモ記録があることから結構、マメだった様子。

測りかねる自分自身に気付いたりもします。(笑)


ハッセルブラッド 笠利


こちらはややうすくというか(↑)

緩やかに左下に流れているもの。

(僕は厚顔無恥かな。ご寛容に・・)


ハッセルブラッド 笠利


そして、これは(↑)

まずまず『水平』を得られました。

『水平』撮りは大丈夫な様子。

『おぼん』の喜界島

(個人的に印象に残っているもの)

続いて、さらに画像を目に入れると

水平線上にうっすらと喜界島が

薄っぺらい『おぼん』のように写っています。


ほかに沸き立つ雲が季節の特性を表すように

鹿児島の桜島あたりの雲同様

背が高いことを主張しています。


ハッセルブラッド 笠利


こちらも許容範囲と見なしました。(↑)


さらにフィルムを「じーっ」と見ていると

だんだん眼がショボショボ・・


そして

すべてをボツにしたくなります。


水平かどうか

徐々にわからなくなってしまった!

・・というわけ。


横道にそれつつ、ライトボックスで見る時は

やはり、ほどほどでしょう。

長時間は個人差があるとはいえ、疲れます。


では、ラストへ。


ハッセルブラッド 笠利


(人物は点景に入れてみたつもり)

これはやや左下に流れています。(↑)

慌てて灯台から下りたので

ホールドがうまく行かなかったのかもしれません。

残念!


ということで、今回はかつて

ハッセルブラッドとプラナー80mmを使い

「6X6の『水平』をとても意識した」

「奄美大島で試した」

との話は広げてみました。


ここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

では

失礼します。

(平成29年3月3日「平成20年8月分を修正」)

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