2018.2.14
2021.12.31
文章と用語を修正しました。
「月島」をハッセルで撮る!
今回はハッセルブラッドで撮影した散歩画像から
アレコレ、浮かぶこと。
で、月島界隈から
ハッセルブラッドを持ち歩いた時の画像を
並べつつ、話を進めてみます。
レンズはプラナー80mm。
街撮りに出かける時は、ほとんどの場合
標準レンズで落ちついてしまいます。
ほかのレンズを持ち出すことがないわけでは
ありませんが・・
軽量のレンズはポイントが高くなってしまう
と思うのです。
それに次の点は無視できず・・なのです。
手持ち撮影の時、開放値F2.8は魅力でしょう。
長時間歩き回る際
根気よく被写体と向き合える利点がある
と思うのです。
おそらくは
「当然だろう」
との声を頂戴しそうですが
まあ、そういうことなんです。
続けますね。
冒頭で触れたとおり、場所は月島。
とにかく、ここも、ほか同様
何度も足を運んだところ。
そして、月島に足を向ける以前は
門前仲町から両国方面へ向かうことが
多かったのですが
隅田川沿いって
興味深い街がつながっていますから、ね。
いつ頃からか、こちらも
ブラリ「パシャ!」の範囲となるのです。
思い起こすと、どうやら
有楽町から歩いて築地へ向かううちに
隅田川界隈へ足をのばすようになり
しだいしだいに月島も撮影対象域へ
となった次第。
とにかく、個人的には好きな街です。
特に、夏の昼、午後2時あたり
暑さであまり人が出歩かないころ。
「いいな」なんて思っていました。
ちょっと変かも知れませんが
けだるい空気感が、何か、よかったのです。
そこで
そのけだるい空気が流れる時間に
汗を流しつつ、シャッターを切るのです。
駆け上がりが感じるだけの妙な快感を
覚えながらですね。
ただ
晴天のピーカン時にカメラを持ち歩く!
これに関しカメラ仲間の諸先輩方から
こんなことを言われました。
「建物の壁やら、瓦が光って跳ね返るぞ」
「ほとんど、白っぽくなるよ」
・・と。
確かに
そうでした。
早い話があまりよろしくない!
ということ。
とはいえ
目的は時代の切り取り・・です。
こうした環境下で撮影したものの方が
何か、サラ(新鮮さのある)の目で
対象(被写体)に触れることができる!
と、自己満足していた(る)のです。
(少なくとも、当時は、ですね。)
また
月島から門前仲町の間では
カメラを持った方とよく出会いました。
何と言いましょうか
同じ想いを持つ、同志とも呼ぶべき方々
ですね。
こうしたことが重なると、なんとなーくでも
街撮りに適した光景、情景がある界隈なのか
と思ったりもします。
あとで気が付くことになるのですが
ここで出会った人の中には
「写真家、カメラマンだったのか」
と思う方も・・いた感じ。
たぶん、ですね。
どうしてか、というと
駆け上がりにはまったくわからない
写真家矜持のようなものを語る方もいた
からです。
また
門前仲町から東側へ向かった清澄白河
そのあたりの清澄庭園でも
カメラ、写真に詳しい方に何度か
声をかけられたことがあります。
それだけ、写真家、あるいは
カメラと写真が好きな、好事家たちが
出会う散策道なのかもしれません。
ということで
前置きがかなり長くなりましたが
当時のブラリ「パシャ」で撮ったものを
いくつか並べてみます。
映っている対象は、月島に建つ
つくだ煮やさん。
ビッグなお店が二軒アリ!
(そのうちの一つ)
目立ちます!
ご覧の方の中から、なんとなーく
「知ってるよ」
との声が聞こえそうです。
こちらはよくある典型的なパターン、作例を
真似したもの。
(パクるとも言うそうですね。)
とにかく
思い切って、寄ってみました。
続きますよ。
今度は聖路加病院が入ってきます。
10年以上前になりますが
この上階から都内の当該周辺地域が
見下ろせました。
(今はどうでしょうか。)
こちらの二枚は月島の街並みを内側から一つ
もう一つは中央大橋背景と遊覧船。
何気に気に入っているところ。(↑)
さらに広げてみます。
再び、月島の街中です。
「ここ、何ですか、いいですか」
と近くの人に尋ね
了解を頂戴し撮影に臨んだところ。(↑)
勝手にパシャパシャがまずいところもあります。
何かジーッと見られているようであれば、その場を足早に去るか。
断りを入れた方がトラブル除去となります。
過去の経験です。
こちらは暗いのでピンが甘い様子。(↑)
こういうのよく見ますよね。
で
とにかく
「月島、よい雰囲気アリ」
最近はご無沙汰状態となりながらも
このように思うのです。
暗いのは『f2.8』で対応
フィルムはコダック『TMAX400 』
それでは、今回はここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
また、寄ってください。
(平成29年7月24日 ⇒ 平成19年3月を見る!)