【修正】2018.2.19&3.13
文章と用語を修正しました。

今回は

「さほど意識する話でもないか」

との思いもありますが

とはいえ、よい機会を得た気もするので

進めてみたいと思います。


基本、カメラ仲間から頂戴した資料をもとに

まっとうな、真っ正直な想いで表したもの。


つい、大仰にはじめましたが

何かと言えば

ペンタックス『6×7』前後期の見分け

と題し


『ペンタックス(PENTAX)67の6×7』

(以降『6×7』と表記します。)

これの『前後期の見分け方』について

・・です。


ペンタックス 6X7

項 目
1 ペンタックス(PENTAX)67の種類
2 ペンタックス6X7が壊れた!
3 ペンタックス6X7が壊れた余韻
4 ペンタックス6X7の前後期を見分ける
5 余談『ペンタックス(PENTAX)67』

ペンタックス(PENTAX)67の種類

最初はココから触れたいと思います。


『ペンタックス(PENTAX)67』が

生産された流れはこちら

この順位で大きく三種類。


● 6×7

● 67

● 67II


また

『6×7』は前期、後期に分かれます。

厳密には4種類と表現してもよいでしょう。

と申し上げ


駆け上がりが触れたいできごと

「今日、残念なことに『6×7』が壊れました」

と続きます。

ペンタックス6X7が壊れた!

そこで壊れた時

ボーっと壊れた『6×7』を眺めながら

ひらめいたのです。


今から触れさせていただく

『6×7』の『前後期の見分け方』で

そのための活用、比較機材へ活かせないか

・・と。


であれば

無駄にしなくて済むでしょう。


なぜなら

そうした活かし方を考慮しないと

これまで使っていたものが壊れた!

それでは残念な想いだけが残りますから・・


前講釈が長くなりました。

「活かす」話へ進みましょう。

ペンタックス6X7が壊れた余韻

取り上げるカメラ(壊れたもの)は

『6×7』の後期タイプ


ペンタックス 6X7


後期ですから、ね。

当然のことですけど

前期よりあとで生産されたものになります。


でも

『6X7』であることに違いはありません。


少なくとも

30年以上はこの世に存在してきたもの

多くの年月を経ていますが

今も使えるカメラとして違和感を持たせず

といった姿はしています。


ペンタックス 6X7


とはいえ、壊れた『6X7』です。

残念なのはこれより古い前期タイプが動き

健在であるところ。


両者を比べれば

「壊れる順番が違うぞ!」

と言いたくもなるのです。


ともあれ、想いは胸にしまい

これから前期、後期に触れていきましょう。

ペンタックス6X7の前後期を見分ける

ようやく、ホントのはじまりです。

ココから・・

カメラ右肩『シャッターチャージ兼ねてフィルムの巻き上げレバー』側のカバー周辺に、二種類のフィルムカウンターに切り替えができるつまみがあります。

まずは画像でご覧ください。

フィルム切り替え部分の表示です。


6X7前期は『10/21』

ペンタックス 6X7


6X7後期は『120/220』

ペンタックス 6X7

※ このカメラは今日壊れたもの


見ているうちにこの部分の表示が

前期と後期では違う!

「ああ、そうだったか」

と思い起こします。


今日の故障で忘却の彼方にあったものが

戻ってきた・・

そんな感じ。


要は単純に違いがあったことを再確認

思い出しただけのこと。

『6×7』の前期、後期の見分け方をおさらい

そんな気分に浸ったというわけです。


でも

これで壊れたカメラが「活きる」ことに

『6×7』の見分け方の材料として復活!


ほかに外観上の違いを挙げると

ミラーアップレバー

レンズとの接合部の右側にあるかどうか?

当然、ある方が後期となります。

この点でも判断できるということ。


ペンタックス 6X7

※ 画像、真ん中あたりに見えるもの↑


姿、格好からレバーと表現するより

スライドする切り替えスイッチとの呼称が

よいかもしれません。


また

裏カバー、バッテリーボックス形状を通じた

それら違いから判断することもできます。

余談『ペンタックス(PENTAX)67』

ところで

この『6×7』も時間が経つと

現存するカメラの中で共食い率が高い

と聞くこともあります。


そこで、これに関係するかもしれない

当時耳に入ったことを少々思い出し

並べてみましょう。(当時、12、13年前)

15年位くらい前、質屋さんから古いカメラを安価で購入、少々手習いのあるマニアがそれを直しオークションで売っている話がありました。
また、それ以前から質屋さんでよいカメラが眠っているとの話もアリ。(手直し用、オークション出品用をマニアが探しているということ。)
ライカはかなり、上記傾向が大きいと聞いたものです。(情報はカメラ修理好きの方の言)
手元のライカはある日『ミックスポンチ』と言われました。(ごちゃまぜということ。)

ですから、当時を考えると

『6×7』もその対象となっていた

可能性のあるカメラと思われますし


生産後、手を入れることなく

今も素直に動いて機能発揮をしてくれるもの

それは少ないでしょう。


そこで、言いたいことです。

時折、クラッシックの程度と言いましょうか

その点での競い話を聞くこともあるのですが

あまり意味がないと思うのです。


煎じ詰めれば

「『6×7』のレンズが使用できればいいや」

ぐらいの感覚でカメラに接した方がよい

と思うのです。


余談ながら

カメラ仲間と話をして思いついたことを

ここに広げてみました。


以下はペンタックス67(6X7)関連です。

よろしければ、どうぞご覧ください。

PENTAX67・・いわゆるバケペン! 見た目・重さともデカイがアイレベルファインダーの人気のあった中判カメラ!



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ということで

今回はここまでとなります。


お付き合いいただき

ありがとうございました。

失礼します。

(平成29年8月8日)

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