文章と用語を修正しました。
今回は
「さほど意識する話でもないか」
との思いもありますが
とはいえ、よい機会を得た気もするので
進めてみたいと思います。
基本、カメラ仲間から頂戴した資料をもとに
まっとうな、真っ正直な想いで表したもの。
つい、大仰にはじめましたが
何かと言えば
ペンタックス『6×7』前後期の見分け
と題し
『ペンタックス(PENTAX)67の6×7』
(以降『6×7』と表記します。)
これの『前後期の見分け方』について
・・です。
1 ペンタックス(PENTAX)67の種類
2 ペンタックス6X7が壊れた!
3 ペンタックス6X7が壊れた余韻
4 ペンタックス6X7の前後期を見分ける
5 余談『ペンタックス(PENTAX)67』
ペンタックス(PENTAX)67の種類
最初はココから触れたいと思います。
『ペンタックス(PENTAX)67』が
生産された流れはこちら
この順位で大きく三種類。
● 6×7
● 67
● 67II
また
『6×7』は前期、後期に分かれます。
厳密には4種類と表現してもよいでしょう。
と申し上げ
駆け上がりが触れたいできごと
「今日、残念なことに『6×7』が壊れました」
と続きます。
ペンタックス6X7が壊れた!
そこで壊れた時
ボーっと壊れた『6×7』を眺めながら
ひらめいたのです。
今から触れさせていただく
『6×7』の『前後期の見分け方』で
そのための活用、比較機材へ活かせないか
・・と。
であれば
無駄にしなくて済むでしょう。
なぜなら
そうした活かし方を考慮しないと
これまで使っていたものが壊れた!
それでは残念な想いだけが残りますから・・
前講釈が長くなりました。
「活かす」話へ進みましょう。
ペンタックス6X7が壊れた余韻
取り上げるカメラ(壊れたもの)は
『6×7』の後期タイプ
後期ですから、ね。
当然のことですけど
前期よりあとで生産されたものになります。
でも
『6X7』であることに違いはありません。
少なくとも
30年以上はこの世に存在してきたもの
多くの年月を経ていますが
今も使えるカメラとして違和感を持たせず
といった姿はしています。
とはいえ、壊れた『6X7』です。
残念なのはこれより古い前期タイプが動き
健在であるところ。
両者を比べれば
「壊れる順番が違うぞ!」
と言いたくもなるのです。
ともあれ、想いは胸にしまい
これから前期、後期に触れていきましょう。
ペンタックス6X7の前後期を見分ける
ようやく、ホントのはじまりです。
ココから・・
まずは画像でご覧ください。
フィルム切り替え部分の表示です。
※ このカメラは今日壊れたもの
見ているうちにこの部分の表示が
前期と後期では違う!
「ああ、そうだったか」
と思い起こします。
今日の故障で忘却の彼方にあったものが
戻ってきた・・
そんな感じ。
要は単純に違いがあったことを再確認
思い出しただけのこと。
『6×7』の前期、後期の見分け方をおさらい
そんな気分に浸ったというわけです。
でも
これで壊れたカメラが「活きる」ことに
『6×7』の見分け方の材料として復活!
ほかに外観上の違いを挙げると
ミラーアップレバーが
レンズとの接合部の右側にあるかどうか?
当然、ある方が後期となります。
この点でも判断できるということ。
※ 画像、真ん中あたりに見えるもの↑
姿、格好からレバーと表現するより
スライドする切り替えスイッチとの呼称が
よいかもしれません。
また
裏カバー、バッテリーボックス形状を通じた
それら違いから判断することもできます。
余談『ペンタックス(PENTAX)67』
ところで
この『6×7』も時間が経つと
現存するカメラの中で共食い率が高い
と聞くこともあります。
そこで、これに関係するかもしれない
当時耳に入ったことを少々思い出し
並べてみましょう。(当時、12、13年前)
ですから、当時を考えると
『6×7』もその対象となっていた
可能性のあるカメラと思われますし
生産後、手を入れることなく
今も素直に動いて機能発揮をしてくれるもの
それは少ないでしょう。
そこで、言いたいことです。
時折、クラッシックの程度と言いましょうか
その点での競い話を聞くこともあるのですが
あまり意味がないと思うのです。
煎じ詰めれば
「『6×7』のレンズが使用できればいいや」
ぐらいの感覚でカメラに接した方がよい
と思うのです。
余談ながら
カメラ仲間と話をして思いついたことを
ここに広げてみました。
以下はペンタックス67(6X7)関連です。
よろしければ、どうぞご覧ください。
ということで
今回はここまでとなります。
お付き合いいただき
ありがとうございました。
失礼します。
(平成29年8月8日)
こんにちは。ブログとても楽しんで読まさせていただいています。
質問があります…以前まで後期型を使っていたのですが、前期型を使うことになりフィルムの巻き上げ方が少し変わっておりいささか不安があります。もしよければ、解説していただけないでしょうか?
何卒宜しくお願いします。
はじめまして
コメントを頂戴しましてありがとうございます。
また、返答が遅れまして失礼しました。
ところで、フィルムの巻き上げ方に難あり
と判断されるお話ですが
基本、フィルムの装填関連では前後期も隔てなく
そのアトのものも同様にできる
と認識しているのですが
ただ
MLU関係では異なった部分があるものも見られた
記憶はあります。
具体的にフィルムを装填し巻き上げレバーを
動かすことができないのでしょうか。
また
スプールの挟み方で難ありと見なされているのでしょうか
逆に質問をするような形となってすみません。
基本、ペンタの6×7はかなり初期の段階で完成された
モデルと思いますので、MLU以外は大丈夫と思っています。
経年劣化と言った点をのぞいてはですね。