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駆け上がりでございます。
平成29年 2017.10.13
平成30年 2018.4.28
文章と用語を修正しました。
今回はハッセルブラッドのレンズ
ゾナーC150mmF4 を取り上げてみます。
※ 平成17年8月 初筆入れ
はじまりはスクエアから
これまでいくつかの語り記事で
アスペクト比『1:1』に触れてきましたが
もともとの原点はこちらなんですよね。
ハッセルブラッドのスクエア画像。
まだ、デジカメがそれほど広く浸透して
いなかった頃。
スクエア、真四角画像となれば
通称ロクロクと呼ばれるフィルムカメラが
大きな位置を占めるところ。
そこで、駆け上がりは比較的軽く持ちやすい
ハッセルブラッドを片手に街撮り歩きへ。
で、共にしたレンズがこちら。
Cレンズ、中古ですがよく動いた仲間たち。
（CFレンズは80mm一つ、ここでは割愛）
| ディスタゴン | C50mmF4 |
|---|---|
| ディスタゴン | C60mmF3.5 |
| プラナー | C80mmF2.8 |
| プラナー | C100mmF3.5 |
| ゾナー | C150mmF4 |
そして、今、残っているのは二つだけ
80mmと150mm。
ずいぶんとさびしくなりました。
使い込んだ結果、寿命が尽きたのです。
まあ、これは仕方ありません。
使わず、箱に入れるよりは、この方がよい
と思っています。
ということで、冗長になりましたが
今回は残った150mmで話を進めます。
仕様、スペックに触れると、こちら。
| レンズの構成 | 3群5枚 |
|---|---|
| フィルター径 | 50mm |
| 最短撮影距離 | 140cm |
| 最小絞り値 | 32 |
| 開放F値 | 4 |
| 35mm判換算 | 83mm |
| 重さ | 710g |
※ 35mm判換算は焦点距離
もともと駆け上がりの撮影時の姿は、
ハッセルブラッド、プラナー80mmを片手、
といったものが多いところ。
ですが、ゾナー150mmを用いることも。
銀座を歩く
ある日、片手に重さを感じつつも
ハッセルブラッドとゾナー150mmを伴い
銀座を歩いてみました。
午前の人通りはそれほど多くなく
周囲に違和感を与えることなく
シャッターに触れます。
それでも人だかりはあるもので
その前に出るのは気おくれします。
そういう時、150mmは出番なのですヨ。
80mmでは、ね。
街撮りではかなり寄る場合も生まれますし
寄れば、人と接することもあるでしょう。
駆け上がり的には穏やかに街撮りをしたい！
コレ1本です。
そのわけは誤解を招いたら
予期せぬ怒りが降りかかることになったら、
「怖いじゃないですか」
ということ。
さらにここで駆け上がりの傍で起きた話を
加えますね。
150mmレンズは言わずもがなですが
望遠のレンズ域に入ってきます。
形状も長く、サンシェード（フード）の類を
付けるとカメラ全体がより長くなるのです。
となると、少なからず意識も必要になります。
それは道を歩いていると
こちらをチラチラと見る人がいるのです。
でもね。
「いまだにフィルムカメラかよ」
と見られる場合はよいのです。
注意しておくべきは、警戒心を持って
こちらを見る人が、たまにいるということ。
これは気を付けないといけません。
「自意識過剰じゃないの」
と言えば、失礼かもしれませんが、
チラチラと、しかも胡散臭げにですね。
これはかなり「ヤバイ」です。
そのため、被写体は別でも人がいる場合
その方向にレンズを向けることは
できるだけ控えた方がよいでしょう。
基本、カメラを持って歩く時は、
それだけで胡散臭く見られている？
そのように思って行動した方が賢明かも。
と、薬の使用上の注意のような話で
興ざめでしょうけど。
※ カメラ仲間と出かけた時の教訓
話を戻して、ココに挙がる画像のこと。
暑い晴天時、でも、雲もチラホラ。
（8月です。）
フィルムはE100GP、白い個所の強調。
街の上部を切り取り進みます。
すると、大きい女性の顔にいくつか遭遇。
興味深いですね。
銀座は社会の流行りの縮図に見えます。
この時期でしょう。
カメラ・写真とは関係ない話ですが
人材派遣業が伸びはじめる頃だったかも。
こうした目立つ流行りの顔に出会うと
つい、レンズを向けてしまいます。
続いて、何かを考えるブルガリ姉さんに
出会います。
それにしても、ここ銀座はお姉さん広告が
視界によく入ります。
女性の姿で華やかさを強調したい。
これって、銀座の特性でしょうか。
で、この日の撮影終了は11:00頃
時計を写して、この日は満足。
撮影時のコマゴマがメモに残っていました。
ISO100 1/250 f8 、 f8-f11、f11 。
比較的、光が強かった感じ。
ここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
（平成28年12月1日 ）
