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駆け上がりでございます。

【修正】
平成30年 2018.1.15&5.2
文章と用語を修正
令和7年 2025.11.25
意味不明な文言を修正

今回は駆け上がり流儀のポートレイト雑考です。


PENTAX67 75mm


扱ったレンズ

はじめにポートレイトで扱うレンズ、

駆け上がり的にはこんな感じ。


3つのタイプに分類。

 標準レンズ
 望遠レンズ
 広角レンズ


標準レンズ



ポートレイト 構図


標準レンズ。

基本、バストアップ撮影でしょう。


ポートレイト 構図

※ 図は下手ですがこんな感じ。


ほかにウエストアップの用途もアリ。


ただ、二つを比べると

ピント合わせでアレコレと被写体に

言葉をかけやすい距離を考えると

「バストアップがよい」

と思うのです。


でも、このレンズだったらとか

これしかダメだの、ではなく、

「こういう考えもあるね」

というぐらいのもの。

望遠レンズ



ポートレイト 構図


望遠レンズの範疇とは言われるつつも

『準望遠』と呼ばれるものですね。

これをよく使っていました。


画角が標準レンズと比べ狭まります。

その派生で被写体を大きく捉えられるのです。



それでカメラ仲間の諸先輩の啓示を受け

バストアップで被写体へ迫っていました。


ポートレイト 構図

※ 図は下手ですがこんな感じ。


また、広角、標準レンズと比べ

歪曲収差の影響は受けにくいですよね。

かなりスッキリした撮影ができると思います。


ただ、手持ち撮影は制限アリかな。

撮影場所の明るさも響くでしょうけど、

三脚使用も考慮した方がよいかもしれません。


もう一つ『望遠レンズ』の使用で

思い出したことがこちら


顔面ドアップができるということ。

たとえば、中判カメラの場合。


望遠域のレンズでドアップすると

肌の毛穴まで、写ることがあります。

というか、ほぼ写ります。


ですから、ドアップの場合

シルキーフィルターとか

ソフトフィルターを挟み

対処した方がよいと思います。


女性が被写体である場合、怒られますよ。

たぶん。

(もちろん、見せたらです。)


そして、どうしてもドアップで撮りたい

と考えるなら、35mmサイズのカメラが

よいかも。

無難に落ち着きそう。


さらに女性が被写体で、言葉を重ねると

駆け上がりがこれまで意識した中で

こういうものがあります。


「何を意識するのか?」

それは相手が喜ぶ大きさを考える

ということ。


過去の経験を通じてのことですが

画像枠いっぱいに広がるデカ顔表現は嫌がる

傾向が大です。

(もちろん、個人差はありますヨ。)


ともあれ、奇をてらわず

ほどよさの感覚を持ち

「バストアップ」

これなら問題ないでしょう。

広角レンズ



ポートレイト 構図


広角レンズは焦点距離、画角の小さな差で

変化が反映されやすくなります。


と言いましょうか

少しの差で特性を感じますね。


とはいえ、35mm判換算で

焦点距離が35mmであるか、

それをやや下回るレンズの場合

「歪曲収差を強く意識しなくてもよい」

と捉えています。


ですが、焦点距離24mm、20mmになると

ほぼ間違いなく歪曲収差の影響が出ます。

(周辺の像の歪曲が際立つ傾向大)

※ 焦点距離は35mm判換算


撮影にあたってはウエストアップから

全身撮影が妥当か、と。


ポートレイト 構図

※ 図は下手ですがこんな感じ。


「顔は小さめ脚部はやや大きく」

つまり脚部はレンズに近く、顔はより遠く

となるイメージを持つとよいかもしれません。


人の体の構造を考えると、その方が自然かも

かつ、レンズの性質を活かせそう。

(周辺部では足が長く目に入ると思います。)


「小顔が無難」

ということ。


コレ、駆け上がりの経験では何度か試していると

「こういう感じに到達する」

と思います。


ということで、ここまでとなります。

お付き合いいただきありがとうございました。

失礼します。

(平成29年4月19日)

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