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駆け上がりでございます。
平成29年 2017.6.7
平成30年 2018.6.18
平成31年 2019.1.30
文章、用語を修正しました。
今回はペンタックス67(6×7)で
話を持ちます。
このカメラ、街撮りに持ち出した機会も
多くありましたので、その際、感じたこと
意識したことを含めてですね。
画像を並べ進めたいと思います。
※ 平成25年10月
街撮りで考えること
はじめに街撮りでカメラ片手に歩き回ると
大概、次を頭に浮かべます。
「街ゆく人はこちらの動きが気になるかな」
ですね。
いや
「このおじさんは何やってんの」
ということかもしれません。
なぜかと言えば、街を歩けば、
だいたい十人に一人、二人から
一瞥がありますよね。
中には目線の走る先が違うのですヨ。
対象がカメラなんです。
ペンタックス67(6×7)が大きく映り
珍しいこともあるのでしょう。
ともあれ、駆け上がりとしては
周囲に迷惑をかけない動きで
気に入った情景を切り取る。
ただ、それだけ。
駆け上がりの流儀
ここでは駆け上がりが持つ流儀というか
ペンタックス67(6×7)の作法、
心得的なものに触れてみます。
前提の一つとして
ペンタックス67(6×7)は標準レンズを
付けた状態でも、メチャ重い!
ということ。
そのためか手持ちの際はブレ対策に気合いが
入りますよね。
これが一点。
駆け上がりの場合、自身の技量、
特にカメラホールドが弱点。
ですからね。
早いシャッター速度が稼げる手段を選びます。
で、どうしたかと言えば
フィルムに下駄を預けることにしました。
多くの場合、イルフォード3200へ走るのです。
これで1/400、1/800の速度にして
曇りの日でもナントカ手持ちが可能。
(と思っています。)
自己流の舵取りですが、
撮影ができればヨシヨシでしょう。
画像サンプル。
明るめの夕方、みなとみらい付近
夕方、靖国神社
いずれもスキャナにかけたそのまま。
ところで、ご承知と思いますが、
このフィルムで撮影すると、感度が高いだけに
画質は荒くなるのです。
でも、寛容に受け止めます。
いわゆるザラザラ感、満載って感じですが
それはそれでヨシヨシなのです。
何気に違う世界のようにも見え面白くも
あるのです。
夕方の人物とテントウムシ。
今度は音です。
ペンタックス67(6×7)はシャッターを切ると
かなり大きな音が出ます。
「ガシャン」
です。
駆け上がりも普通の人間ですからね。
街中で撮影する時は、かなり鈍くても
人が多いところでは気を使います。
もし、こちらをちらっと見る人がいれば
その時は軽く会釈でしょうか。
ペコリはその場の潤滑油かも。
見なくなったペンタックス67
街中のカメラ屋さんをのぞいた時の話。
ペンタックス67(6×7)のことですが
ホント、最近はカメラ屋さん、量販店でも
目に入れることがほとんどなくなりました。
置いてないのです。
有名な中古を扱うカメラ屋さんに行けば
見つけることもありますが
それでも数は少なくなったようです。
いささか寂しい気はしますよね。
同時に時代の流れも感じるところ。
14、5年前であれば、このクラスのカメラは
お店の玉座に収まっていました。
周囲を睥睨するようで堂々たるもの。
そんな感じ。
今は見かけることが珍しいという存在感。
そこで数日前に焦点距離165mmのレンズを
探しに出かけたのです。
某ショップでは在庫一掃のチャンス
と思ったのか、どうかはわかりませんが
想像以上に早く持ってきてくれました。
購入するつもりなので店員さんの姿勢は
それでよいのですが、何かね。
レンズが
「早く店から出ていけ!」
と言われている感じもしたりしてね。
レンズが気の毒に思えたりもした!
ということ。
うがった見方が過ぎる例と言えそうですが、
駆け上がりはそう受け止めたわけ。
で、このレンズ、今は数本の仲間とともに
シッカリそばで待機中。
今に至るですね。
ということで、今回は街撮りで扱った
ペンタックス67(6×7)を取り上げ
アレコレと言葉を持たせていただきました。
ここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
失礼します。
(平成28年6月24日)