★★★★★★★★★★

駆け上がりデス。

【修正】
平成30年 2018.2.17&3.13
令和4年 2022.1.17
文章と用語を修正
令和7年 2025.11.22
意味不明な文言を修正

今回はペンタックス(PENTAX)67

『空シャッターの切り方』を取り上げ

話を進めてみます。

※ ペンタックス67:ココでは6X7と67


ペンタックス シャッター


シャッター特性と言い訳

はじめにペンタックス(PENTAX)67

電池がなかったりフィルムが入っていない

「ガシャン」と音を立てて

シャッターを押し切ることができません

※ 電池切れは使用不可ですね。


そこで、電池切れは交換で対応する必要アリ

と強調したところで


フィルムが入っていない場合のシャッターは

「どうやって切るか」

この話に進んでみましょう。

(いわゆる『空シャッター』のこと)


その前に不安な思いを持たせるかもしれませんが

駆け上がりはペンタックス67のマニュアルを

今、持っていません。


無責任な物言いで申しわけないのですが

この言いわけの意味するところは

製品の生産当時の会社の確かな言葉で

その要領を表すことができない!

ということ。


それをご承知いただければ、と思います。


とはいえ、カメラ仲間の師匠をはじめ

カメラ道の先輩たちから教わったもの。


カメラ好きには知られた方法です。

(駆け上がり周辺の好事家たちですけどね。)


と、このような断りを入れつつ紹介させて

いただきます。

空シャッターはどうする?

それでは取り扱い要領の実践に進む前に

『空シャッター』の必要性

これを考えてみます。


まずはこちら、とてもシンプルな理由です。

シャッターが動作するかどうか、これを確かめたい!

シャッターチャージを行ったアト

ミラーが上がっており


シャッターボタンを押せば

「ガシャン」との音を背景に


シャッターが適正な動きを持てるか

どうかの機能点検。


この時、役立つということ。


ですからね。

覚えていても無駄にはならないと思います。

ということで、前講釈はこの程度にして

次へ進みましょう。


空シャッター動作を試す!

はじめにこちらを見てください。

シャッターチャージのレバー部分です。


続いて、フィルムカウンターに注目して下さい。

ここで頭に焼き付けて欲しいところは

中央の赤の三角形のマーカーです。


ペンタックス シャッター


引き続き、レバーに手をあて

カメラ本体の裏カバーを開放します。

少しだけでよいので開けた状態にします。


ペンタックス シャッター


裏カバーがバシッと閉じていなければ

よいのです。

ちょっと触れば、フワフワの状態がよい加減

次に『カウンター目盛り』部分を

レバー中央の丸い箇所を指で押さえつつ

左に反時計回りに回転させるのです。


ペンタックス シャッター


ある程度まで進むと

左側半分の範囲へ

赤色で染まった『0』位置が

右から左へ進み到達します。


要は先ほどの赤の三角形のマーカーの位置より

左にきていればOKです。


ペンタックス シャッター


そのあとは裏カバーをゆっくり静かに閉じます。

これで完了!

『空シャッター』が切れる状態になります。


このあとシャッターチャージレバーを回す!

つまり巻き上げ動作を行うと

それなりの抵抗を感じるはず。


そのまま巻き上げたアト

シャッターボタンを押し込めば

「ガシャン」

となるでしょう。


『空シャッター』が切れる状態の前に戻す時は

裏カバーを開けてください。

この行為でリセットされます。


これが師匠から学んだカメラ極意の一つ。(笑)

『空シャッター動作を試す!』

一連の流れです。


ただし

『ペンタックス(PENTAX)67』

(67と6X7)は過去、何度か試してみましたが

『67II』の経験はありません。


そのため、残念ですが

『67II』に関しての言葉を持ちません。

これについてはご容赦のほど。


なお、『空シャッター』を紹介しましたが

積極的な活用をお勧めするものではありません。


なぜなら、今、巷で目に入る

『ペンタックス(PENTAX)67』は

年輪、年数を多く数えるものが多いでしょう。


ですから、点検のためが災いして

「本来の機能に不具合を生じる?」

なんてこともあるかもしれませんから、ね。

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ですが、

今までどんな形で存在していたのか?

あるいは

「本当に動くのかなあ」

という時は、有効な手立てになると思います。


ということで、ここまでとなります。

お付き合いただきありがとうございました。

また寄ってください。

失礼します。

(平成29年8月6日)

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