【修正】2018.2.19
文章と用語を修正しました。

今回はフィルターを取り上げてみます。

NDフィルター(400)をつけてみる!喜界島の海岸をハッセルブラッド・80mmプラナーで試し撮り!

・・です。

目 次
1 NDフィルターとは?
2 NDフィルターの番号とは?


NDフィルターとは?

これはゴソゴソと片づけものをしていたら

出てきたもの。


久方ぶりに目を通します。

そのためか、どのカメラで使用したのか

いや、どのレンズで使ったのかわからない!


そんな姿になっている収納状態なんですが

一目で「これはあのフィルターか」

と目に入るフィルターがあります。


それがNDフィルター


フィルターの色が特徴と言えるほど

真っ黒クロスケですから。


その上「あまり使わなかった」とわかるほど

使用頻度の低いフィルターであったことは

ケースパッケージの汚れから察するほど。

(ほかとの比較においてですけど)


と、前口上を終えたアト、続いて

NDフィルターのあらましに進みましょう。


一般的にはこういうもの。


名称

NDフィルター

ND:Neutral Density

中立密度、あるいは中立濃度

と訳されるものでしょう。


用途

光量を減少させます。


ND フィルター


効果

入ってくる光の量を調節することによって

シャッター速度を変えることができるもの。

加えて色合いに影響を与えないのです。


基本、そのように理解しておけばよいか

と思います。


たとえば

晴天・ピーカン時にISO400タイプのフィルム

これしかなかった場合、F11、F16で対応しても

シャッター速度は1/1000、1/500ぐらいにしか

ならないでしょう。


そこで、それより遅くしたい場合

ブレた感覚とか、ボケを考慮したいと考えても

難ありと思われ、その対応として使用するもの。


つまり、NDフィルターを取り付けることで

入射光量を押さえ所要のシャッタースピードへ

低速に持っていくことができるのです。


快晴時、明るいところで

スローシャッターを扱いたい際は便利でしょう。


ND フィルター

※ ハッセルの場合(ND400)

NDフィルターの番号とは?



ところでNDフィルターを見ると

番号が付けられています。


たとえば

ND4シャッタースピードが4倍遅くなることを

表し


そのため、露出の補正段数は2段考慮することに

なります。


また

ND8シャッタースピードが8倍遅くを指し

露出の補正段数は3段必要になってきます。


さらにNDフィルター、いろいろあたると

こういうものもあります。

ND400


露出補正の段数は8段から9段ほど必要に

なるもの。

(Kenkoさんは約9段となっています。)


少々補足すると

ND400はいくつかの撮影環境で撮影を行い

その効果を確認した方がよいでしょう。

僕が「大丈夫だ」と自信を持てるほど、使いこなせていないことも要因ですが、難しい対象かと。

そうした方が「いざ本番」時に慌てなくて済む

と思います。


と言いながら、僕も修行?・・試行中の身。

ですので、これ以上の言葉を持ちませんが

師匠はじめカメラ仲間の声を聞くと

ここで風呂敷を広げさせていただいたとおり。


ND フィルター

※ 105mmレンズとφ67mmフィルター


使ってみると面白いですよ。

特に水の動きを被写体に入れると

ゆっくりとした感じにすることができます。

(かなり低速の場合)


参考としてこちらを張り付けます。

(ハッセルブラッドで試し撮りしたもの。)


ND フィルター

※ データはありませんが低速撮影です。


ND フィルター

※ 奄美・喜界島の海岸部で撮影。

(現像ムラがあります、ご容赦を。)


ということで、今回はここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

また、寄ってください。

失礼します。

(平成29年8月9日)

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