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駆け上がりでございます。
今回はハッセルブラッドのレンズシェード。
旧型と呼ばれることが多い蛇腹式、
蛇腹の前後進タイプで話を持ちたい
と思います。
蛇腹式レンズシェード
今回は旧型の蛇腹式レンズシェード。
※ Cレンズ対応
長ったらしい名称を表すと
プロフェッショナルレンズシェード。
※ 名称に関してアトでも触れます。
《カメラ、レンズへの取付画像》

簡易なタイプと違って、
取り付けにやや時間がかかりますね。
そのためか駆け上がりの場合、
使用頻度はさほど上がらなかったもの。
とはいえ、MC(マルチコーティング)を
持たない多くの白レンズ(C)の使用には
心強いかも。
また、対象レンズはCレンズであり、
焦点距離は80mm、100mm、120mm、
150mm、250mmが該当します。
『38mm-250mm』の範囲
(刻みメモリを見て蛇腹を移動)
駆け上がりは80mm、あるいは150mmを
主体に取り付けていました。
ですからね。
望遠域の350mmと500mmのレンズには
付きません。
もっとも、アトの二つの望遠レンズは
径が違いますし専用のサンシェード
(フード)を持つので影響はないですね。
話し戻して、使用にあたっては
レンズ焦点距離を表す刻みメモリ、
数値範囲で蛇腹を前後進させるだけです。

構成部位
主要な構成部位に目を向けると、
レンズへの装着前はこちら。

レンズシェードとレンズの間は
アダプターリングを介さないと
結び付けることはできません。
アダプターリングが必要となります。
少々、面倒くさい『お作法』が必要!
ということ。
そして、ここで言うアダプターリングは
Cレンズ対応のもの。
レンズのφは50mm

また、ここで取り上げたものは
収納時に折りたためませんが、
後継レンズシェードには折り畳み式も
アリます。
※ CFレンズ対応(アダプタあればCも可)
ただ、手元に置いたことがないので
これ以上の言葉を持ちません。
取り付けたら
取り付けたら、この姿となります。

プラナー80mmに取り付けたところで
蛇腹を展開してみました。
ただし、上下をひっくり返しています。
この形、カメラ仲間で流行っていた名残り。
マネしていました。
マスクがあるよ!
さらに、今回の蛇腹式レンズシェードには
遮光効果を高めるプローシェードマスク
と呼ばれる『ふち枠』が用意されています。


かつて『ふち枠』が役に立つとの声は
カメラ仲間からよく耳に入りましたが
駆け上がりは使用した覚えがほとんどなく
お勧めするような強い言葉を持ちません。
ですが、カメラ仲間の言葉を借りると
「白レンズ(『Cレンズ』)に効果がある」
とのこと。
夏の強い日差しを気にするところなら
ある方がよいでしょう。
(ない時より効果が増す意味です。)
ところで、このレンズシェード、
箱にある名称を見ると
プロフェッショナルレンズフード
となっています。
プロなんですね。
駆け上がりには縁遠い言葉ですが、
今から4、50年前はそういった方が
使っていたのかも。
もっとも『楽しむカメラ』のアクセサリー
として使えるなら、イイよね!
とも思っています。
ということで、ここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
(平成29年10月16日)






