文章と用語を修正しました。
【追記】2017.9.13
追記を加えました。
キエフ(KIEV)88CMで撮る!
今回はキエフ(KIEV)88CMと
シックスマウントのレンズで
撮影した画像を材料に話をしたいと思います。
また、このページは過去作成したものを
修正したものです。
少々、時間の関係が「あれ?」となる部分が
あるかもしれません。
その際は、ご寛容によろしくお願いします。
1 キエフ(KIEV)88CMに触る心構え
2 キエフ(KIEV)88CMとゾナーで撮る
3 キエフ(KIEV)88CMとフレクトゴンで撮る
キエフ(KIEV)88CMに触る心構え
はじめに
キエフ(KIEV)88CMに触りだしたころ
よく師匠から言われました。
中判カメラの視点で言われた!?
と思うものです。
その時の言葉を取り上げてみましょう。
こちら。
『撮影したい被写体の前にあたる光で
色彩を出すのだよ!』
この意味は
白飛び、黒くつぶれる部分が生まれるのは
なぜか?
よく意識して、考えなさい!
ということなんですよね。
ただし、いまだにどこでも通用するか否か
それはわかりません。
いまだに、学びきれていませんが
それを思い出すポジフィルムです。
一部は何やら保管状態が悪かったのか
にじみが出ていて
がっかりな状態になっていますけど。
ですが、目に飛び込んできた画像の中には
過去を思いっきり
振り返らせるものもあるのです。
キエフ(KIEV)88CMとゾナーで撮る
いささか前置きが長くなりました。
まず、元気なころのキエフ(KIEV)88CM
その画像から少々、広げてみます。
こちらはツァイスイエナのゾナー180mm
(ZEISS JENA SONNAR)
続いては、撮影結果の画像です。
場所は里山、晴れた日で風がなく
もちろん寒くもない気持ちのよいところ。
と、メモ手帳にはあります。
ですから、きっと、そのとおりの場所かと。
・・群馬県、沼田ICを降り
日光方面へ向かった片品村近くの武尊山あたり。
画像は秋、10月中旬里山の姿。
※ 空気感を感じますか?
※ こちらも空気感を感じますか?
メモ手帳を見ると、三脚を携行です。
一応、スナップではなく、どっしり腰を落ち着けて
撮るつもりだったことはわかります。
ですが
あまり細かくは触れず、フィルムを見ていきます。
(多くを、忘れているのです。)
また、メモ手帳をパラパラっとすると
機材が重いため、小脇に抱えての行動はきつい?
そんな思いもあったのでしょう。
「要、三脚」としつこく書いてあります。
ポジフィルムの包みにも。
意外とマメだった様子。
でも、カメラに撮らされていたのかも?!
キエフ(KIEV)88CMとフレクトゴンで撮る
続いては、こちら。
栃木県の那須高原、10月上旬です。
カメラ、写真から話はそれますが
ここでは那須高原ビールが、ふっと、頭に。
まだ、あるのか、どうか、わかりませんが
印象に残るのです。
それでは、那須岳の周辺へ
この場合もキエフ(KIEV)88CM は変わらず。
レンズはフレクトゴン50mmと65mm
(ZEISS JENA FLEKTOGON)
しかし、ここでは50mmのみを対象にします。
65mmはフィルムがダメなのです。
空の青みが強くなる感じを持っています。
マミヤのセコールレンズの青さとは違いますが。
傾向は近いかも?
とはいえ、僕の思い込みもありますので
見方は、ご寛容のほど。
そして、このレンズも面白く
十分に楽しむ対象になります。
※ お昼に差し掛かる前(↑)
※ 午後2時ごろ(↑)
カメラをぐっと下に向けて(↑)
目いっぱい取り込みます。
ということで
こういったものがゴソッと出てきましたので
少々、広げてみました。
今回はここまでです。
お付き合いいただき、ありがとうございます。
また、寄ってください。
(平成28年9月21日「平成16年10月作成を修正」)
追記 平成29年9月13日
はじめに
ここまで見ていただき、ありがとうございます。
嬉しく思います。
キエフ(KIEV)88CMと
ペンタコンシックスマウントレンズ
この分野に関心を持っていただける方は
それほど多くはいないと思います。
その中で、お越しいただけたのです。
あらためて感謝します。
さて、僕の経験話になりますが
かつては、多くのシックスマウントのレンズを
集めました。
● ガタピシしているもの
● 少々怪しいもの
● なんとか普通に動くもの
と、いろいろでした。
中でも、ゾナーの180mmの場合
都合四つほど、手元に置いた覚えがあります。
そして、その大きさ、頑丈に見える姿から
ずいぶん気に入っていました。
ですから、このページでの画像を見ると
手元に置いた当時の嬉しさが伝わるようです。
そこで、少々
ゾナー180mmに関して、話を持てば
基本おかしいとか、不具合のあるものに
出会った覚えはないですね。
総じて、信頼度の高いレンズと思っています。
逆光での使用実績は、基本持たなかったので
それに関しての言葉は持ちませんが
順光、斜光での使用は
露出などの操作の誤りをしない限り
安定した結果を出してくれましたよね。
もちろん、これは感覚ですからね。
受け止めの個人差がある話とは思います。
ですが
かつてのオリンピアゾナーの流れを持つ
と言われるだけあって
モノへの信頼と結果への期待が
自然と高まるレンズとは言えた!
その思いだけは今も持っています。
一方、フレクトゴン50mmは
あたりはずれが多い!
そんな覚えのあるレンズですね。
よきものにあたれば、少々の逆光でも
「大丈夫」でしょうけど。
基本・・
「個体差はあるのでは?」
そんな印象を持っています。
昼間用、夜間用に分けて使用しました。
とはいえ、昼バッチリなら夜も大丈夫ですね。
あと、フレクトゴン65mmに関して
MCコートタイプは見たことがありません。
実際はあるのかもしれませんが・・?
しかしながら、10年ちょっと前
僕の知るマニアックなカメラ仲間でも
持っていた人はいなかったですね。
とにかく、希少性の高いレンズと言えるでしょう。
ということで、また、思い出すたびに
追記をしていきます。
今回はここまでです。
お付き合いいただき、ありがとうございます。
また、寄ってください。
では。
(平成29年9月13日)