★★★★★★★★★★
駆け上がりでございます。
平成30年 2018.1.31&3.14
文章と用語を修正しました。
令和7年 2025.11.16
あまりに意味不明な文言を修正
今回はペンタコンシックスで話を持ちたい
と思います。
ビローズ(bellows)です。
蛇腹式の焦点距離延長のアクセサリー、
「大きな鏡胴かな」
と思われるもの。


基本、取り扱うレンズは
ビオメター(BIOMETER)80mm、
焦点距離をグッと稼いで拡大画像を求めたい
とするもの。
画像から目に入ってくると思いますが、
ビローズ(bellows)設置台にあたる箇所に
太いバー形状のものがあります。
このバー形状のものに伸縮の度合いを表す
メモリが刻まれています。
(20mm-100mm)

蛇腹以外は金属で構成。
鋳物と思われる部分もありますが、
重厚感があるとともに重さも結構あります。
アト、使い方と言いましょうか、
接写使用にあたっての構成は単純です。
このビローズ(bellows)を
ペンタコンシックスなどのカメラ本体と
ビオメター(BIOMETER)80mm
との間に挟みドッキングすれば、完了。
続いて、注意点というか、
扱う際のお決まりはこちら。
『ダブルレリーズ』の使用。

※ 純正ではありませんが、こういうもの。
なぜ『ダブルレリーズ』が必要となるか
理由は二つあります。
一つはシャッターボタンを押すため。
もう一つは、レンズを開放状態から
所望の絞り値(F値)にすること。
後者はビローズ(bellows)や中間リング
(エクステンションチューブ)の使用特性を
考えれば、察しやすいでしょう。
このビローズ(bellows)も例外ではなく
ピント合わせ時、レンズを開放状態にしないと
ファインダー内がかなり暗くなります。
(開放でもピント合わせは困難かな。)
そして、そのままの状態で撮影すると
レンズ開放の画像しか撮れません。
そのため、撮影瞬間時、絞りの値(F値)を
所望に合わせることが求められます。
そこでレリーズが必要となるのです。

※ セラー(SELLER)送付説明書から引用。
繰り返しとなりますが、まとめると、
● シャッターボタンを押すため
● 撮影の絞り値(F値)を適正にするため
とにかく、
このビローズ(bellows)を扱う時は
『ダブルレリーズ』が不可欠になるのです。
これで被写体を0.25倍から1.25倍となる
大きさの変化を得られます。
(物撮りでは重宝します。)
でも、マニュアル好きでないと面倒くさい?
(笑)
ほかに今回のビローズ(bellows)から
もう少し話を深めてみます。
基本、軽易に拡大したいなら
クローズアップレンズがお勧めです。
もう少し大きくしたいなら
中間リング(エクステンションチューブ)が
よいでしょう。
だいたい、このあたりで十分と思います。
ですが、さらにビオメター80mmで
焦点距離を自在に変えたいなら
ビローズ(bellows)へと進むのです。
ここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
(平成29年6月7日)






