★★★★★★★★★★
駆け上がりでございます。
平成29年 2017.12.5
平成30年 2018.6.11
文章と用語を修正しました。
【追記】
平成29年 2017.12.5
今回はペンタックス67(6×7)
こちらのファインダーを取り上げ、
話を持ちたいと思います。
※ TTLペンタプリズムファインダー
TTLペンタプリズムファインダー
取り上げる対象はコチラ。
TTLペンタプリズムファインダー


はじめにTTLとはコレ。
『Through the Lens』
「レンズを通して」「レンズを見て」
といったものでしょう。
つまり、こういったところ。
撮影用レンズ(テイクレンズ)を通った光で
露出(露光)測定する方式。
これをTTL方式と呼ぶわけです。

そこでものは一連の画像のコチラ。
これがガチャポン状態の箱から登場。

ただ、TTLペンタプリズムファインダーを
撮影に使った覚えはないですね。
(正確にはあまりない。)
基本、TTLの機能は「よし」としても、
手持ち撮影では重く使いづらいのです。
街撮りが多い駆け上がりにとっては
TTLなしの方が便利かな。
で、TTLペンタプリズムファインダーは
大切に保管が続くところ。
また、蛇足ながら、
露出計も単体のものがあれば
「十分!」
と思うのですよ。
当時、入射光式の露出計は数多く存在。
それを使えば必要な数値が得られますし
内蔵露出計に頼ることも少なかったのです。
とはいえ、今、思えば
「もったいないことをした!」
「使いたい旬の時期を逃した!」
とも思うところ。
続いて、気になる興味深い箇所、
TTLペンタプリズムファインダーと
カメラ本体との嵌合、連結部に目を向けると
コチラ。

画像下部の回転機構にピンがあり(↑)
この部分で嵌合、連結を行います。
そして、
シャッタースピードダイヤルと
ピン一本だけで所望のシャッター速度、
その位置への「動き」を伝え、確認へ。
また、
「動き」を起こす部位はカメラ本体にある
シャッタースピードダイヤル。
さらに
「動き」とはコレのこと。
シャッタースピードダイヤルの回転幅です。


ピンがシャッターダイヤルの穴にはまり
かみ合い、力を連絡する。
それだけのことですが
丁寧に扱う必要はあります。

ファインダー部のダイヤルへ、
カメラ本体からシャッター速度の位置、(↑)
必要な回転の「動き」を伝えていくのです。
ということで、あらましはここまで。
オマケ
続いて、TTL式とは違いますが
同じく、箱をガサゴソして出てきたものが
過去、飾り扱いにしていた
ウエストレベルファインダー。


使用にあたり問題を感じる点はなし、ですね。
ただ、プリズムファインダーの方が
造りがよく見えるためか、使用実績は乏しい。
対象代わってハッセルブラッドのそれは
とても重宝なものと見なすも
ペンタックス67では見栄えが気になるか。
また、
駆け上がり的には扱いにくいこともあり
頻度多くの使用はなし。
さらに
カメラ仲間もコレに関してコメント少なく
同様な感じ。
アト、ペンタックス関連、貼っておきます。
今回はここまでとなります。
お付き合いいただきありがとうございました。
また寄ってください。
失礼します。
(平成29年2月18日)
追記 失敗談
ここでは、失敗談、壊した話です。
このTTLのプリズムファインダー
油断すると、かなりの確率で壊します。
(と思っています。)
カチッとロックすることなく
カメラ本体に「ただ乗っかる」状態
となることがあるのです。
それで、嚙合わせるところは
「しっかり確認しましょう」
ということ。
今回はここまでです。
お付き合いいただき、ありがとうございます。
失礼します。
(平成29年12月5日)
これら道具たちは今はなし。
重いから、ずーっとは使えないのです。
「欲しい」との声に応じ手放したところ。
使ってくれると嬉しいけど。
(令和2年1月)






