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駆け上がりデス。
2018.1.24&3.30&8.28
2022.1.22
文章と用語を修正しました。
今回はピーカン時のおてんとさまを迎え
バケペンで試した話。
使ったバケペンセットはこちら
● 55mmF3.5レンズ
● オレンジフィルター
場所は房総、内房の海
館山に着くか着かないかのところ。
試した広角55mmレンズ
はじめにレンズはコレ
広角55mm F3.5、径は100mm
大きくゴツイ感じがするもの。
これに加えて、重し!
でも、なぜか、重厚感が「イイナ」と思う
お気に入りのレンズ。
そこで
単純にこれを使いたい試したい
との想いで
撮影機会を作ったというわけ。
基本、大層に持ち上げる話ではありませんが
「カメラ好事家のある一日」として
何気に受け止めていただければ幸いです。
では、はじめてみます。
今は5月末。
この日の天気は快晴、初夏のよき日
夏の日と見まごう暑いピーカン日和。
となると、何気にムクムク
ペンタックス67を手に取り
「外に出かけよう」
との想いが膨らみます。
ただ
手につかんだペンタックス67は
久しく触れることなく
ケースでおとなしく鎮座していたもの。
そのためか中身が気になり
頭の中で
「コイツは確か」
「白黒、T-MAX400が入っている?」
「使うのやめておこうかな」
と、逡巡ためらいが渦をまきます。
ですが
こんなによい天気なら
「大丈夫、いいんじゃないか」
「手持ち撮影だから・・」
「まあ、いいか」
と、優柔不断な思考をしつつ、いざ、出発!
試したフィルターはオレンジ
続いて
「一応コントラ上げるか」
なんて思いもあり、イエロー飛ばして
オレンジフィルターを持つことにします。
ここまで決めると
アトはいつものお散歩気分となって
気分は上々へ。
結果を見ると
レッドの方がよかったかもしれません。
ピーカン、昼時はしっかり跳ね返ります。
強い光ですから。
出かけた先の陽の光は強し!
目的地近くまで来たところで試し撮り
ただ、この日は予想に反し
初夏の頃にもかかわらず
陽の光は予想外に強いものがあります。
先ほどまで走ってきた道に目を向けると
路面まで、光って映るほど。
それで房総半島の端近くに至るところで
「こりゃアカン」
と、さらに南へ向かうことは断念!
引き返すことにします。
とにかく、出かけた先の陽の光は強し
まぶしすぎるわけです。
先が読めなかった感じ
でも、枚数は少ないながらも
試しのいくつかは証(あかし)として
残ります。
出かける前にイメージしていたものには
出会えずともバケペンを持ち出した結果は
それなりに得ているところ。
そこで
そのうちの一つをご披露させていただきます。。
(少々、仰々しい表現ですが、お気楽に)
ノーマルの撮影時の数値は
TMAX400、センパチ(f8の1/1000)
ですが、ピーカン時は迷うのです。
空の薄い雲をのせたければ
「レッドまで考えた方がよさそう」
と語るカメラ仲間の声が耳に残っていたり
と、レッドへの未練も立ちきれません。
とはいえ
この日はオレンジと決めてきているので
迷っても結論は出ています。
で、その時の数値に触れるとこちら
f8 1/250
また
結果を見てから思うことですが
この画像ではナントカ空の背景を醸す雲が
目に入ります。
ですが
通常、フィルターなしで、撮影した場合
ピーカン時の空と白い雲との際(きわ)を
フィルム(現像)で出すのは難しい!
と思うところ。
そのためか
オレンジフィルターを使用したことは
アタリと思うところ。
そもそも印画紙に空の背景を付けたくとも
フィルムに出ていなければ、オワリ!
ですから・・
そのため、できるだけフィルターで
「コントラストを上げた方がいいかな」
と行き着くのです。
ただ、限度はあります。
空間部、空の部分を多く入れたい場合のみ
有効でしょう。
※ これは経験話。
なお
雲のある空を広く入れることがない場合は
イエローか、なしで大丈夫!
(と考えます。)
何やら、フィルターの番付けを
上げたり下げたりと忙しく動きましたが
経験から挙げたとおりなのです。
フィルターも重宝なアクセサリー
ところで
フィルターの扱い話から、少々脱線しますが
カメラ仲間で僕より若い人たちの話を聞くと
最近ではイエロー、オレンジのフィルターを
デジカメに付けて使う場合がある!
とのこと。
実際、耳に入れても、淡々と
「不思議な使用法があるものだ」
とか
「今はやりなのか?」
と、受け止めるだけですが
とはいえ
道具は工夫次第で活用幅が広がるのでしょう。
ただ
これを聞いた時、僕が真っ先に思い起こしたのは
似たような行為で『失敗』の大量生産。
ポジフィルムを入れていることを忘れ
白黒フィルム同様に扱って撮影した結果
黄色い色などが付いた、予期しない画像が
できあがったこと。
普通、こんな失敗をすることはない!
と思うのですが
僕の場合
レンズやフィルムバック(マガジン)の交換で
あわてた際は、・・ありました。
(後悔もいっぱいありました。)
そして
ポジだと素直にそのまま色がのります。
ホント、悔しい思いに染まるばかり。
でも
こんな失敗を繰り返しつつも
撮影した画像に広がりを感じるわけで
フィルターも重宝なアクセサリー
と思うようになるのです。
今回はここまで、となります。
お付き合いいただきありがとうございました。
また、寄ってください。
失礼します。
(平成29年5月3日「平成26年5月分」)